学名
Hypancistrus sp
体長
12㎝程度の小型プレコです。
外見
インペリアル・ゼブラ・プレコに似た体色ですが、黒の部分がチョコレート色になることからこの名前がついています。美しい縞模様にはバリエーションが見られ、ラインの太さもさまざまです。キングタイガー・ペコルティアのように縞模様がダップルになる個体は見られず、比較的綺麗なバンド模様をもつのが特徴です。
飼育
コケ取り専用とまで行きませんが、流木や水槽のコケを食べます。流木や水槽に吸い付く愛嬌ある姿も見せてくれます。
原産地の川がきれいな水なので、チョコレートゼブラプレコも酸性に傾かない中性の水を好みます。
その他飼育については、イネペリアルゼブラプレコと同じです。
混泳
大人しいので多くの魚と混泳が可能です。
分布
タパジョス川に生息しています。南方、ブラジル高原方面からアマゾンへ流れて来る川には、きれいな水が多いのですが、タパジョス川もこれに漏れることなく、「澄んだ川」の代表とも言える川で、泥をほとんど含まず、有機物も溶けていないきれいな水をしています。