学名
パキスタンローチ(学名:Botia lohachata)
外見
独特の黒いY字模様が美しいドジョウ科ボティア属の仲間です。
体長
サイズも最大で7cmほどで、小型で飼いやすい種類です。水槽内でメスは5cmほどになると、抱卵するようになります。
混泳
水槽内では好奇心が旺盛で、物怖じしない積極的な性格ですが、概ね穏和で、他の魚に特に危害を加えるようなことはあまりません。同種間では多少の小競り合いをすることもありますが、ボティアの仲間の中では、温和な種類になり、協調性もあります。
飼育
慣れれば餌の選り好みもせず、糸ミミズなどの生き餌から、赤虫やミジンコなどの冷凍飼料、フレークフードなどの人工飼料まで、何でもよく食べます。
流れのある場所が好きだったり、わざと狭い所に入り込んだりする習性があります。フィルターに吸い込まれてしまうような事故もよく起こしますので、注意が必要です。
また、クラウンローチ同様皮膚がやや弱いところがありますので、白点病などに気を付ける必要があります。
分布
パキスタン、インド、ネパール、バングラディッシュの川の水系の岩場や小川の砂利底に生息しています。