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ヘッケルクロス・ロイヤルブルーディスカス

写真提供:レヨンベールアクア熱帯魚図鑑

ヤムンダ川は、アレンカーの上流に位置し、北側からアマゾン川に流れ込む河川で、20世紀終りの頃になって、ディスカス採取のニューエリアとして、開拓され、ロイヤル、パール、ソリッド、センターバーと多種多様なブルーディスカスが見られることで知られています。

ここで採取されるディスカスは、南側からアマゾン川に合流するマウエス川産などに比べて大ぶりで17~18cmにもなり、バリエーション豊かなさまざまなタイプがあります。

さらにネグロ川流域のヘッケルと比べると、一般的に青の色が淡ものが多く、その青はホリゾンタルラインを覆いかぶし、全身をブルー一色に染めるものすらあります。

頭部から数えて5本目の縞模様に該たる体軸の真ん中を直交する黒い縞模様を「ヘッケルバンド」と言い、「ヘッケルバンド」を持つ個体は、これを省略して「ヘッケル」と呼ばれています。ヤムンダ産ヘッケルはラインの色も濃く、このヘッケルバンドが、通常のとは異なって現れています。バンドの出方こそ異なりますが、ヘッケルが混ざったディスカスとして、「クロスディスカス」と言います。

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