学名
ブルーテトラ(学名:Boehlkea fredcochui)
外見
体からにじみ出るブルーが、上品でとても美しいカラシンです。
淡水魚の中では珍しい青の色彩は、光線の当たり具合いよって、違った色彩に見えます。蛍光管で照らすと、ブルーの色彩はより一層映えます。活発に泳ぎ回る姿は、水草水槽にもマッチし、とても神秘的です。
体長
サイズは5~6cmと一般的なネオンテトラなどと比べると一回り大きいです。
飼育
水温・水質ともに特に配慮する必要はありません。餌についても、糸ミミズやミジンコなどの生き餌や冷凍飼料からフレークフードなどの人工飼料まで、何でもよく食べます。
混泳
性格はかなり荒いところがあります。
動きも速く、同居する魚なら、同種・他種関係なく追いたて回します。同じような小型のテトラの、大人しい種類であれば、突付き殺してしまうこともあります。よって混泳には注意が必要で、特にヒレの長い魚との混泳は避けた方が賢明です。混泳させる場合は、違う種類で、少し大きめな魚を選ぶようにします。
ブルーテトラばかりで飼う場合は、争いを避けるために、優劣のつきにくい個体を選んで、10匹~の単位で泳がせるようにするのが望ましいと言えます。ショップの水槽でブルーテトラを見かけたら、しばらく観察していると、この魚の気性の荒さが分かるようになります。
分布
原種はアマゾン川上流に棲み、水温は低めですが、
販売状況
その性格の荒さから、一般種ではあるが販売を敬遠するショップも多くあります。
国内で流通する本種の大半が、東南アジアで養殖されたブリード種ですので、飼育も容易です。