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卵胎生メダカとは

卵胎生メダカは、卵ではなく直接仔魚(しぎょ)を産み落とす卵胎生メダカで、メスがお腹で卵を孵し、育ててから稚魚を産みます。卵ではなくほとんど親と同じ形態で生まれるため、繁殖が容易なものが多く、初心者にも繁殖を楽しめる種類が少なくありません。

プラティやソードテール、モーリー、バリアタスは、この卵胎生メダカの仲間です。いずれもカダヤシ目・カダヤシ科・クシシフォフォルス属(Xiphophorus)に属します。

プラティは、メキシコ、グァテマラなどのラテンアメリカが原産ですが、古くから親しまれ、繁殖も容易なことから、東南アジア各所で盛んに養殖されています。

改良種のタイプとしては、ハイフィン、ピンテール、ライア-などが出回っています。多くのカラーバリエーションがあり、色彩の違いだけではなく、各ヒレが伸張したタイプなど、さまざまタイプの品種が存在します。遺伝的なことを踏まえた上で高度な品種改良が施され、尾びれの付け根に模様があるミッキーマウスプラティーなど、可愛らしい人気種も、数多くあります。

ムーンプラティと言われるワイルド種には、尾びれの付け根に三日月状の黒い斑紋が入ります。現在は、尾びれの付け根に黒い斑紋が入ったものも改良種で、ワイルド種は入荷が非常に少なく、ショップではほとんど見かけることはありません。

また、ソードテールもプラティ同様に卵胎生のメダカですが、ソードテールは、性転換するということでも有名です。

繁殖が容易なことから多くの改良品種が作出され親しまれています。

稀にメキシコ周辺に分布する野生種が流通することもあり、「ワイルド・ソードテール」として販売されています。東南アジアから輸入される改良品種と比較すると、色彩的な派手さはないものの、野性味溢れる個体になっています。

卵胎生メダカの種類

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