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アケボノハゼ

学名

アケボノハゼ(学名:Nemateleotris decora)

ハゼ亜目の中で、クロユリハゼ科 (Ptereleotridae)・ハタタテハゼ属(Nemateleotris)に属します。

外見

観賞魚として非常に美しいハゼの仲間です。近縁のハタタテハゼ(学名:Nemateleotris magnifica )と並んで、遊泳力のある種類で、体に対して大きなヒレで、胸ビレを大きくはばたかせながらよく泳ぎ回ります。

体長

9㎝ほどです。

分布

中~西部太平洋~インド洋に分布し、自然下では水深30mくらいの深場に棲んでいます。

飼育

丈夫で、プランクトン食性で、自然下では流されてくる浮遊物を捕食していますが、冷凍飼料ほか乾燥飼料にも懐きます。

性格も大人しく、温和な魚となら、どの魚とでも混泳は可能ですが、やや臆病な面があります。そのため十分な隠れ家のある環境を作ってあげないとストレスになり、長生きしません。リーフアクアリウムのような環境での飼育に適しています。

販売情報

フィリピンやスリランカなどから輸入されることが多く、インド洋の個体は、黄色味の強い個体になっています。

入荷量も比較的少なめで、安価ではありませんが、そこそこの価格で購入できます。

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