学名
ベタ・フォーシー(学名:Betta foerschi)
近縁種には、ベタ・ルブラ(Betta rubra)、ベタ・マンドール(Betta mandor)、ベタ・ストローイ (Betta mandor)があります。
外見
尾ビレの独特な形状が特徴で、美しいスペードテールを持ちます。地域により個体差はありますが、ワイルドベタの魅力を再認識させられる種類です。ベタの尾の形には、ラウンド系とスペード系かによる分類がありますが、スペードテールを持つ代表種です。
成長するに連れて、色が出て来ます。エラぶたをひろげ、各ヒレをいっぱいに広げてお互いを威嚇する、オスのフィンスプレッディング時の尾ビレは見事です。
体長
成魚で7cm程度の大きさになります。
飼育
マウスブリーダー系ベタの人気種です。気性の荒さと水作りにおいて、飼育はやや難しい傾向にありますが、飼育できれば繁殖は容易です。
ブラックウォーターの湧き水に生息しているため、弱酸性の水質で、枯葉などをうまく用いた水作りによる環境で飼育します。
ベタは水槽から跳び出しが多いので、注意するようにします。
混泳
オス同士では激しく争いますので、オス同士の混泳は避けたほうが無難です。
分布
インドネシア領ボルネア島西カリマンタンが原産地です。