画像提供:オオツカ熱帯魚
外見
ゴールデンダイヤモンド・ベールテールエンゼル(学名:Pterophyllum scalare var)
外見
「ゴールデン」+「ダイヤモンド」+「ベールテール」による改良品種です。ダイヤモンドのように輝くウロコに、見事なロングフィンを兼ね備えています。
ゴールデン種は、縞模様が消失し、頭部から背中にかけて金色の発色のある改良品を言います。
また、ダイヤモンド種は、ウロコの形状が改良され、体表がアルミ箔のようにギラギラと光沢を持って輝いているタイプの改良種をと言います。
ベールテール種は、ヒレが長くなるように品種改良したロングフィンタイプの品種を言います。ロングフィンタイプのエンゼルフィッシュの長く伸びる尾は、ウエディングドレスのヴェールを彷彿することから、ベールテールと名付けられました。
ロングフィンはエンゼルに限らず、ゼブラダニオやアストロノータスなどいろいろな魚によく見られますが、エンゼルフィッシュのロングフィンタイプは、背ビレと尻ビレを非常に長く発達させ、プロポーションを最高に際立たせる改良種となっています。
エンゼルフィッシュの優雅な泳ぎに相俟って、長いヒレを伸長させて泳ぐベールテールタイプの様は、優美の極みにも見て取れます。
飼育
エンゼルフィッシュの大型種であるアルタムの場合は、60㎝以上の水深の水深が望まれますが、ベールテールエンゼルの場合においても、このヒレの伸長から、最低でも45cm以上の水深の水槽での飼育が望まれます。