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タクチロギルス症・ギロダクチルス症(吸虫症)

タクチロギルス症・ギロダクチルス症(吸虫症)

【原因】

ダクチロギルスやギロダクチルスと呼ばれる寄生虫(扁性動物の吸虫類で単世代吸虫)が0.2~1.5mm程の突起を、エラの上皮に差し込んで、固着寄生して起こります。ギロダクチルスが増えるとヒレ・体表にも寄生します。ウジのような形をし、ヒルのように伸び縮み運動をします。飼育水管理の怠慢による亜硝酸値の上昇も一因になります。

【注意】

症状・対処法ともに、エラ病(カラムナリス症)と似ています。エラ病として、このダクチロギルス症・ギロダクチルス症を指して言う人もいます。

【症状】

餌を食べても吐き出してしまいます。行動が不活発になり、また、落ち着きがなくなります。寄生虫がエラの組織を食べて崩壊させることで、肥厚・変形が起こります。注水部やエアレーションの周りに集まります。呼吸が速くなり、エラ蓋が変形したり完全閉じてしまいます。突然狂った様に暴れ回ることもあります。最後は呼吸困難となり、エサを食べずに死んでしまいます。

【対処法】

エサを食べない・吐き出すといった症状があれば、まずエラ蓋を開け、エラが1部でも白ければすぐに処置します。

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