学名
ゴールデン・レッドテール・グッピー(Poecilia reticulata var. (Peters, 1859))
外見
赤の発色が美しいレッドテール系の1品種で、その名の通り、ゴールデンの体色が赤色をよく挽き立てています。
体長
サイズはメスの方が大きく、オスは3.5~4.0㎝、メスは5~6㎝とされています。
飼育と混泳
飼育は、通常のグッピーと同様で、温和でゆったりと泳ぐことから、活発すぎる魚や尾ビレを突付いたり、かじるような魚との混泳はできません。
また、グッピーは中性~弱アルカリ性の、きれいな水を好みます。同じ小型魚でも、弱酸性~中性域を好む小型カラシンのカージナルテトラなどは、維持する水質が異なりますので、混泳は避けるべきです。
餌は、一般的なフレーク状の人工飼料でもいいですし、グッピー用と銘打った、植物質の含有量の多いフレークフードでもいいです。ブラインシュリンプやイトミミズなどの活餌も好んで食べます。
水換えは状況を見ながら1週間か2週間に1度くらいのペースで、水道水を中和した状態に近い水に持っていくようにします。ろ材や底床が汚れてくると、ペーハーを酸性に傾けてしまいますので、換水時を利用した定期的な掃除が必要です。
繁殖
繁殖は、一般的なグッピーと同様、生後3、4ヶ月ぐらいから月に1回程度のペースで仔魚を産み落とします。
稚魚の餌にはブラインシュリンプが最適ですが、細かくすり潰した人工飼料でも育てることができます。