水槽の材質(種類) 

水槽の素材については、ガラス製のものと、アクリル製のものがあります。

小型の水槽では、価格は変わらない

ガラス製とアクリル製を比較して、基本的に透明度と価格については、小さな水槽ではあまり変わりません。透明度については、基本的にアクリルの方がガラスよりも透明度があります。同じ厚さのものを何枚か重ねていくと、ガラス製の方が先にくすんで見えるようになって来ます。

しかし、家庭用に用いる小型・中型の水槽の場合は、厚みもそんなにありませんので、ガラス製・アクリル製で、その差は問題になることはありません。

価格については、うんと大きなサイズのものになると、アクリル製のものの方が安く済みます。しかし、小型・中型の水槽の場合は、それほど差はないと言えます。

価格についても透明性についても、うんと大型の水槽にならない限りは、ガラス製、アクリル製、どちらを選らんでも、それほど差はないと言えます。

家庭でも180㎝以上の水槽を選ぶ場合には、アクリル製の水槽の方が有利かもしれません。

加工しやすいアクリルは、形にオーダーメイドが利く

さらにアクリル製の水槽のメリットとしては、加工しやすく、形状のオーダーメイドも可能です。サイズ的にもガラス製品以上に、いろいろなサイズのものがあります。水槽の形そのものを、個性的にデザインしたいと思ったら、加工しやすい素材のアクリル製を選ぶことになります。オーダーメイドのアクリル製の水槽を作ってくれる会社もあります。インテリアとしての水槽として、実にさまざまな見事な水槽ができます。

軽いのはアクリル製

もう1つアクリル素材の利点を言えば、重さの点です。アクリル製は、ガラス製よりも軽いのです。このことは、設置や移動のことを考えれば、軽い方が大いに助かります。特に大型のものになればなるほど、重量があるために、移動や設置に大変な労力を伴うようになります。

ここまでで考えれば、アクルル製の水槽を選んだ方がいいと言えます。

アクリルは透明度があるが、キズ付きやすい

しかし、水槽選びの際にもう1つ重要なことには、キズの問題があります。

アクリル製は、ガラス製のものに比べて、素材が柔らかいために、キズが付きやすいことにあります。掃除や水換えなど、メンテナンスの際には、水槽表面に付くコケ取りが必須です。

アクリル製のものだと、何度もコケを落としているうちに、どうしても細かいキズが付いてしまいます。また、プレコなど固い歯を持ち、物の表面についたコケをこそぎ取る種類の魚を長期間飼育していると、表面に細かい傷が多数発生してしまう場合もあります。

滅多に水槽を眺めないとか、魚を飼うだけで、観賞の世界をまったく求めないのであれば別ですが、細かいキズは無視しようとしても、眺めているうちに、かなり気になるようになります。細かいキズがたくさん付いたアクリルの表面は、曇るようになる場合もあります。たとえどんなレイアウトとしようと、水槽の表面に細かいキズが一杯出て来ると、それらをみんな台なしにしてしまいます

割れない限り、ガラスは経年劣化が長い

経年劣化は、ガラスよりもアクリル製の方が起きやすく、強度が十分でないアクリルの場合、水圧で変形し、数年で細かい「す」が入ることもあります。

ガラス製であれば、硬度の点からも、こうした細かいキズの問題は出て来ないと言えます。最近はガラス水槽でも透明度の高いガラスをアピールポイントにしている水槽が見受けられますので、ガラス素材で選ぶ場合は、選択肢の1つに加えてもいいかもしれません。

最後にガラスの場合、地震の際に割れる心配はないかなどについても、考えることがあります。細かいキズは付かない利点はあっても、いったん割れるとなると、柔軟性がないガラスは、ダイナミックに壊れてしまいます。

地震までも行かないまでも、ガラス製の場合、移動や設置の際に、堅いものをぶつけたりした場合、割れることも考えられます。また、大型魚の飼育では、水槽の壁面に突進することも考えられ、ガラスを壊されて割しまう危険もあります。

プラスティックの水槽は、一時避難用に用意しておくと便利

なお、水槽の素材には、ガラスやアクリル以外にも、プラスティックでできた水槽もあります。プラステックは、キズがつきやすく、コケ取りの道具なども選んでいかないと、すぐにキズが付いてしまいます。あまりにキズが着いてしまうと、見られない水槽になってしまいます。

また特に日に当たる場所に置くと、ガラスと違い、黄ばんだり、劣化が激しくなります。小型魚の飼育向く主に30㎝水槽など小さなサイズの水槽に用いられ、大きなサイズの水槽にはほとんど用いられません。

軽くて、値段も非常に手頃なので、メイン水槽として用いるというよりは、繁殖の際の隔離用の水槽、掃除の際の一時移動用の水槽、薬浴の際の隔離水槽、混泳に合わなかった魚の一時避難水槽……など、一時避難、臨時の水槽として用いると、とても便利です。

シェアしてみよう...Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone


水槽の材質(種類) にコメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*