エサの保存方法

餌は、乾燥飼料のように、比較的長く持つものと、冷蔵庫に入れたほうがいいものなど、保存のしかたは餌によってさまざまです。共通して言えることは、多く買い溜めしないことです。特に一般に生餌は保存がとても難しいことが言えます。

多く買い込んで、一気に全部水槽に入れてしまうことは、避けるべきです。中でも、水槽内に食べ残した生き餌は、水槽の水の状態をすこぶる悪化させます。購入する際は必ず使い切る量を購入し、与える際には食べ切れる量にします。

生き餌~イトミミズ

ミミズはいくつかあります。イトミミズは酸欠で死んでしまいます。基本的には水温を低くし、酸素が十分に行き渡るようにします。また水質が酸性に傾き、pH低下すると、イトミミズは直ぐに死に、水を汚すようになりますので、注意が必要です。

死骸などはまめに取り除き、清潔な水を保つようにします。気温の高い時期、季節外れで突然部屋の温度が上がってしまった日などは、死亡率が上がります。何匹かが死に始めると、連鎖的に他も死に始めて、結構異臭もします。

イトミミズの保存方法で、よく知られている方法には、次の3つがあります。

  • 水道水や井戸水を、水を細くかけ流しにします。この方法は最も長くイトメを保存できます。
  • 冷暗所に浅めに水を張り、エアーレーションをする。1日2回は水を替えて清潔に水を保ちます。
  • タッパーなどに浅く水を張り、蓋に穴を開けて、冷蔵庫に入れ、1日1回水を替えて、清潔に水を保ちます。冷蔵庫に入れることで、外部の気温、環境に影響されにくくなり、1日1回の水換えでも、2週間近く保存できます。また、死に始めても連鎖しにくいです。

イトミミズの保管方法としては、①~③のいずれかの方法を採ります。ショップでは、①の方法で持たせているのをよく見かけますが、家庭で行う場合は、③が2週間弱の保管に成功しやすいと言えます。

生き餌~ミルワーム

保存用の容器にヤシガラマットが入っていれば、そのまま常温で保存が可能です。低温にはある程度強いですが、高温には弱いと言えます。餌は、キャベツなどの野菜を与えるようにします。

ブラインシュリンプエッグ

未開封の場合、常温で2年ぐらいは保存できます。温度が40℃を超えない限り孵化率の低下はわずかです。「冷凍保存」は孵化率を低下させますので、缶ごと「冷蔵保存」します。冷蔵保存によって、孵化率の低下をかなり抑えることができます。

冷蔵庫に入れた場合は、外に出したときに湿気をよびやすいので、開缶・開封する際には、まず常温に戻してから、開缶・開封するようにします。

開缶後は、湿気るとカビますので、密閉できる容器に移し、半年を目安に使い切るようにします。

孵化したブラインシュピリングの稚魚は動物性プランクトンですので、植物性のプランクトン与えることにより育てることができます。ブラインシュピリングの稚魚は、クロレラを与えると、元気に育ちます。容器の大きいものにはなりますが業務用のクロレラを用意してもいいですし、熱帯魚の飼料となる動物性プランクトンを育てるためのものとして、専用のクロレラも販売されています。市販の普通ブラインシュピリングの入っている水に数滴加えるだけで、稚魚たちはクロレラを食べ始め、数時間後には、シクリッド、グッピー等などの熱帯魚のための栄養満点の餌へと変貌を遂げます。ブラインシュピリングの稚魚を育てるために業務用のクロレラを購入した場合、クロレラについても1ヶ月程度であれば冷蔵保存が可能です。

フリーズ製品

保存がとても難しいので、冷凍飼料については、与える分については、1度溶かしてあげてから水槽に入れるようにしますが、残ったものについてはそのまま冷凍し、保存が利きます。冷蔵庫の臭いが付かないように、密閉した容器に入れ替えるようにします。

餌は直射日光は避けて、冷暗所での保存を心掛けるようにします。熱や湿気、直射日光は、餌の成分を変性させ、劣化を早めてしまいます。フィルターや蛍光灯の上に、餌や容器をついつい置いてしまいがちですが、注意しましょう。

湿気るとカビますので、常温で保存できますが、チャック付きビニール袋など、密閉できる容器に移すといいでしょう。フリーズドライになっている餌に関しては、乾燥剤のシリカゲルなどが市販されていますので、開封後、容器の中に入れておくと、湿気から餌を守ります。
長く保存すると酸化して栄養価が落ち食いも悪くなります。長期保存する場合は、同じ様に密閉し、冷蔵庫・冷凍庫で保存するようにします。

店での在庫期間が長いものは、例え未開封であっても栄養価が劣化していますので、入荷後時間の経っていないもの、回転率の高いお店での購入するようにします。人工飼料、冷凍飼料を問わず、3ヶ月前後で消費できる分量がパッケージされる量のものを購入するようにします。

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