水草の種類

「浮き草」・「有茎水草」・「ロゼット状水草」・「モス(水苔)」

水草の種類には「浮き草」・「有茎型水草」・「ロゼット型水草」・「モス(水苔)」があります。

浮き草

・アマゾン・フロッグピット

小さい睡蓮みたいな感じの浮き草です。草食傾向のある魚だと水面下に伸ばした根を食べますので、そうした場合は育ちにくくなります。蛍光灯1本あれば まず枯れません。風通しをよくしやると 爆発的に増えますが、ぴっちりガラスの蓋などをして蒸れている状態だと、育ちにくくなります。風通しさえよければ育てやすい水草です。増えすぎると水槽内が暗くなりますので、他の水草が枯れる場合があるので、適度に処分するようにします。

他にも「浮き草」としてリシアなどがあります。リシアは最近は底に沈めて使っているようですが、本来は浮き草です。
※ リシアについては、「初心者に向く水草」のところで取り上げています。

有茎型水草

「有茎型水草」とは、その名の通り茎を持った水草のことです。細かい葉を密につける種類が多く、数本から数10本をまとめて植えて、その群生を楽しむのが一般的です。
これに対し、茎のない水草を「ロゼット型水草」と言います。「有茎型水草」と「ロゼット型水草」とでは、水草の成長と水槽内での管理が異なってきます。このことは、水草を選ぶ際の1つの要因にもなります。有茎水草は、成長の早い水草になります。

・グリーンロタラ

また、水質を早く安定させる種類の水草を、水槽内に入れることも効果が見込める場合があります。成長の早い草・グリーンロタラなどロタラの仲間などです。

ロタラは、後景に使う有茎草の中で代表格中の代表格の水草です。滝のように垂れてくる姿は、水草レイアウトの中でも、特に圧巻です。葉っぱから茎まで草姿全体がくすみのない緑色をしています。環境によっては稀に薄い褐色になることもあります。横這いに匍匐(ほふく)するような姿を見せる場合は状態も良く、それに伴って草姿も大きくなり綺麗です。

対生して葉を付け、葉の長さは大きくて2cm近くなる場合もあります。育成自体はそれほど難しくありませんが、グリーンロタラは、養分の要求量が意外に多く、大磯砂などでは底床肥料を入れていないと、矮小化してかなり貧弱な草姿になってしまいます。ソイルを入れる場合も、半年近ぐらい経ったら、底床肥料の添加が必要になってきます。

きれいに育てるには、高光量、多めのCO2、底床内の豊富な養分の3つを揃えることが必須になります。そういう意味で、トリミングの向上だけではなく、効果的な肥料の使い方を教えてくれる水草と言えます。養分が少なくなってくると縦伸び傾向が多くなり、明らかに草体も小ぶりになってきてしまいます。

低光量だと少しでも光がほしいため、直立方向に行きたがりますが、高光量だとその必要がないために横方向に這ってくれます。発熱の大きいメタルハライドランプだと、水温の上昇を招き、縦伸びになってしまう傾向にありますが、蛍光灯だと圧倒的に横に這う傾向が強くなります。メタルハライドランプを用いると、縦伸びだけでなく、茎や葉に厚みが出てやや雰囲気が変わって育ちます。

レイアウトの後景で迫力のある森を再現するには、始めに植えるときにピンセットで10本ぐらいまとめて、それをできるだけ狭い面積に多く植えるようにします。成長も早いので、ある程度成長したら、途中の所をトリミングをすることによって、1本から脇芽がいくつも出て、どんどん増えてくれてくれるので、全体のボリュームを膨らませてくれるようになります。

・カボンバ・カロリニアーナ(金魚藻)

「カボンバ」と言えば「カボンバ・カロリニアーナ」を指し、アナカリスとともに金魚藻としても知られています。和名では「ハゴロロモ」とも呼ばれています。水質は弱アルカリ性でも枯れはしませんが、pHが中性以下の環境の方が成長速度も速くなります。

基本的に水が汚れた金魚水槽などは、水草水槽よりもpHが弱酸性に向くことから、金魚藻にされたと考えられます。育成は簡単です。CO2はなくてもそれなりには育てられます。少しでもCO2添加させると、本来の姿を発揮します。

2〜3cmの長さの、細かく細裂した葉を、対生して付けます。この細裂した葉は、CO2を効率よく受け取るるためと言われています。枝分かれはせず、水面に向かって縦伸び方向に伸びていきます。育成が簡単なことから、トリミングをすれば、切ったところから脇芽を出してくれます。トリミングした方は脇差しすれば、

短期間でどんどんボリュームを増やしていくことが出来ます。本種は金魚藻でくくられてしまうために、水草レイアウトではほとんど使われませんが、透き通るような緑色の葉をした草は、馬鹿に出来ない美しさです。本格的な水草レイアウトで使われませんが、客間に置くような水槽で、葉に気泡が絡まった姿は美しく、十分癒やしにはなります。

また、コケが減って来た場合に、エビ類やオトシンなどが本能的にカボンバの柔らかいところをかじっていたという話も聞きます。

・マツモ

繊細に見えますが、こちらもアナカリスと同様の丈夫さを誇ります。マツモは日本各地の池や川に生息している水草です。葉が松のようなので、このような名前がついたようです。根は持たず、土に根を伸ばして育つ水草ではありません。

埋めるより浮かせた方が良く育ち、20~80㎝くらいになり、水中を浮遊しながら育ちます。仮根で土に引っかかって育つこともあります。日本各地に生息している育てやすい水草で、切って水の中に入れておくだけで増えます。

日当たりを好みますが、意外に少ない光量で育ちますので、バランスドアクアリウムには向いていますが、この水草はトゲ状の葉を持ち、ベタの大きなヒレを傷つけてしまうことがあります。そのため、ベタを飼うような水槽では、マツモは避けておいた方が無難です。

・アンブリア(キクモ)

東南アジアなどに分布し、和名では「キクモ」と呼ばれています。緑色の細かい葉が非常に美しく、水草の専門店でもよく見かけます。価格は手頃ですが、育成はやや難しく、高光量の下では急成長しますが、間延びしやすく低光量だと枯れます。

窒素分などの栄養が豊富だと、キレイに育ちます。十分な光量と肥料で育てると、頭頂部の葉がほのかに赤みづきます。立ち上げたばかりの水槽で、肥料が不足していたりしていたりすると、バラバラになって溶けてしまうこともあります。プレコを飼っていると、葉っぱの柔らかいところを食いちぎっているケースも見られます。

・ポタモゲトン・ガイー

極めて細身の水草です。葉は深緑で柔らかく、水流になびきます。生育環境によって差がありますが、長さ6~9cm、幅3~4mm、長楕円状線形~狭披針形で、ギザギザがない全縁の葉を身に」付けます。非常に繊細で、華奢に見えますが、基本的には丈夫な水草です。

ある程度の環境さえあれば育ちます。植え付け当初は枯葉が舞いやすく、その処理が少し大変です。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。増やし方として、もっとも一般的な方法としては、「差し芽」による繁殖です。ある程度伸びたら、草体のほぼ真ん中で切ります。

切断する位置としては、茎の節の下から5mmほどの所にします。切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。水槽内でしばらく育てないと美しくなりませんが、やさしげな草姿は和に通じています。ゆったりした姿が持ち味なので、超小型水槽には向きません。寒さにも強く無加温水槽でも育てられます。

・アマニア・セネガレンシス

装飾的な姿と黄色~赤色の水草で、水槽の中では一際目立つ存在になります。アマニア・グラキリスが南西アフリカに分布するのに対し、アマニア・セレガレンシスは、アフリカ北部の水田や湿地の雑草として自生しています。

アマニア・セネガレンシスはアマニア・グラキリスを1回り小ぶりにしたような水草で、葉がやや下側に向かって丸くカールする、やさしく暖かみのある印象を受ける、独特な形状を持っています。

水中では直立し、葉は水中の条件によって葉長・葉色をかなり変化させますが、通常はピンクがかった黄緑色の茎に、狭皮針形5~10cm、幅0.3~1cmの赤色の葉を十字対生させます。緑の多い水草の中で、赤系の水草としても人気です。入手は容易です。

炭酸硬度(KH)の変化に敏感で、変化があるとすぐに葉の生長に現れるのは、アマニア・グラキリスと同じです。アマニア・グラキリスは、アピスト水槽やディスカス水槽の水質(硬度)の監視にも用いられています。幅広い水質に適応します。水温もあまり気にしなくて大丈夫です。

二酸化炭素(Co2)の添加や底床添加肥料の使用も効果的で、生長を早くしますが、与え過ぎると、茎ばかり太くなってしまい、形状は損なわれてしまいます。炭酸硬度(KH)は硬度を4~6dHで、美しく育てたいなら、KHの変化は極力避けたほうがいいと言えます。

具体的には、多目に換水をしたり、一時的にエアレーションをかけたり、CO2の添加量を変えたり、カルシウム分を含むものを水槽に入れたり、または、底床掃除をしたり、あるいはフィルターの大掃除したりするなどで、KHが変化させます。

但し、規則正しく繰り返しても、微小な変化しか見られないこともあります。水槽内に入れると、茎節から容易に新芽を吹き、ゆるやかに成長します。低光量水槽では、長さ5cm前後、幅0.7cm前後の葉を規則正しく十字対生させますが、高肥料下では、葉長10cm前後、幅約1cm、茎は直径0.7cmをこえ、水質によっては美しい赤色になります。

強めの光量と育成最適値の範囲で成長したアマニア・セネガレンシスの形状と赤色の色彩は、まさに絶品です。この赤色は、硬度の影響を受ける方が大きく、中軟水でも高光量でないと赤色は薄れて黄味を帯びるようになります。脇芽を出すことは稀ですが、水中新茎の長さが10cm以上になった所で切り取り、底床に植えることで容易に根付きます。

アマニアの仲間は、浮力が大きく浮きやすいので、やや深く底床に茎を植え込むことが大切です。数株以上をまとめて植えると、黄味がかった赤色も、存在感を増します。独特の葉のカールは光量を多くすると引き出すことができます。オトシンクルスによって葉を細かく折られてしまうことがありますので、注意が必要です。

・パールグラス

メジャー中のメジャー種の1つです。水草育成始めるに当たって購入する人も多い種ではないかと思います。グロッソ辺りと並んで育成経験率のかなり高い水草でしょう。近い種でニューパールグラスがありますが、ニューキューバパールグラスは2枚しか付けないのに対し、パールグラスは3〜4枚葉を付けます。

葉の大きさは5〜6mmで少し変な感じに反り返ります。葉脈がやや薄い色でちょっとしたグラデーションにもなっています。ニューパールグラスの先鋭な印象に比較して、花のような印象を受けます。

やや硬度(GH)のある水質を好み、硬度があれば育成も簡単で、成長もかなり速くなります。硬度が低くても、いったん馴染んでしまえば育成しやすくなります。軟水環境では這うように育ち、硬度が低くなっていると、地を這うようにゆっくり育ちます。

ショップの販売水槽は大磯砂が使われていることが多いため、ソイルを使用した水槽へ植栽すると、水質の急変や硬度不足によって成長が止まって溶けてしまうことがあります。元気がいいと、あまり這うことはなく斜上に伸びていきます。伸びていく間に枝分かれも多くするため短期間でボリュームアップしてくれます。

細い茎をしていても、見かけ以上にトリミングには強く、脇差しまですると逆に増えすぎて困ることもあるくらいです。小型水槽の場合、トリミングに追われるようになってしまいますので、同じパールグラスっでも這う傾向の強いニューキューバ・パールグラスを用いた方がいいかもしれません。

60cm以上の水槽であれば、中景付近のレイアウトに、十分応えてくれます。他にも、「有茎水草」としては、ラガロシフォン、アナカリス(オオカナダモ)、ハイグロフィラ・ポリスペルマなどが挙げられます。

※ アナカリス(オオカナダモ)、ハイグロフィラ・ポリスペルマについては、「初心者に向く水草」のところで取り上げています。

ロゼット型水草

「ロゼット型水草」とは、文字通りローズ(バラの花びら)のような形状の、茎を持たない水草を言います。ホウレンソウの形状を考えるといいでしょう。株の根元の中心から放射状に葉を出し、大きく生長するものは1株でも十分な見応えがあります。

「ロゼット型草」は、非常に特徴的な容姿を持つものも多く、有茎水草と異なり,生長が比較的ゆっくりである上に、成長しても形が乱れないために、トリミング回数も比較的少なくて済みます。水草水槽の中でも長期維持が行いやすく、水草の管理も大変楽になります。

1度このロゼット型の水草の育成を経験すると、この草の魅力にハマり、水槽内でもますます増やして行くようになります。ただし、中には予想以上に大きくなるものもありますので、購入の前に、種類の性質を確認するようにします。

・クリプトコリネ・ウェンティー

葉色はグリーンからブラウンまでバライティに富んだ葉色を楽しめます。光量は1~2灯の低光量から4灯以上の高光量まで適応し、CO2は添加すれば、育成しやすくなりますが、ないからといって枯れることはありません。

また、水質には中硬水が適していますが、特に底床材は選びません。クリプトは根茎で殖えるので意外な場所から子株が出てくることがあり、びっくりすることがあります。基本的には丈夫ですので、初心者でも安心して取り入れることができます。クリプトコリネ病という病気が知れ渡り、導入をためらう人も多いのですが、一般的にクリプトコリネは育成が容易で、値段も手頃です。

・クリプトコリネ・ペッチー

クリプトコリネ・ウェンティーと同じクリプトコリネの仲間です。クリプトコリネ・ペッチーは、やや細い葉のクリプトコリネで、「クリプトコリネ・ウエンティー」種と並んで人気の高いポピュラー水草です。育成は比較的容易で、丈夫でもっとも美しいクリプトコリネの1種です。細長く育ち、縁にこまかいウェープの入った葉は、環境によっては薄いグレーの斑が入ることもあり、渋い緑の色と相まって魅力的です。

・ボルビティス

ミクロソリウムなどと同じシダ類に属する水草です。正式名称は「ボルビティス・ヒュデロッティ」と言います。もしくは「ヒュデロティ」と呼ばれることもあります。和名では「アフリカミズシダ」の名もあります。環境によってかなり大型になり、最大30cm近くまで成長することもあります。

葉の色は、他の水草では見られない独特の透明感のある濃いグリーンをしてます。この葉っぱにCO2の多くの気泡の付いた姿は、とても幻想的です。育成は弱酸性〜中性付近の環境でCO2を添加していれば十分元気に育ちますが、ホシクサが育つような軟水環境は少し苦手なようで成長が鈍化することもあります。

pH、硬度高めな大磯砂環境の方が調子良かったりもします。成長速度は、ロタラ系などに比べれば全然遅いですが、シダ系としては早い部類に入ります。底床に埋めても育ちますが、通常水草レイアウトでは流木などにビニタイ(ビニールでコーティングされたヒモ)を使って活着させます。

シダ系の中でも活着力は強い方で、早いと1ヶ月程度で根をくっ付けることができます。水温が30℃くらいになると、急に成長が悪くなり、最悪は茶色くなって枯れていきます。クーラーやファンを使って水温を上げないようにします。

シダ病です。ボルビティスは育成にそれほど光量は必要としませんので、夏場は蛍光灯の量を減らす、水面からの距離を離すといった対策も出来ると思います。もう1つ注意点としては、成長がゆっくりなために、黒髭コケに悩まされることがあります。

しかし、葉が硬いので、木酢液を直接塗布することが出来るため、黒髭コケも簡単に撃退することが出来ます。木酢液としては、テトラからフローラプライド(ステラコリン)、ADAからはフィトンギットが出ています。

・アマゾンソード

ロゼット型水草の代名詞的存在で、ショップに必ずと言っていいほど置いてある水草です。南米原産の水草で、多くの南米原産の熱帯魚とも相性がいい水草です。比較的丈夫で、十分光量があれば、CO2添加なしでも育ちます。アマゾンソードなどのエキノドルス系の水草は植え替えを嫌うので、1度植えたら動かさないことがコツです。

購入時には水上葉が売られていることも多く、水槽にいれて少しすると枯れたようになることがあります。枯れた場合も、枯れた葉をはさみなどで根元から切り取ってしまえば、中心から新芽を展開します。古くなって苔が付着したような場合も、その部分をカットするようにします。

根からの栄養吸収が強く、根元に底砂用肥料を埋め込んであげると効果的です。底床がソイル系ならさらに簡単になりますが、1度根つくと一気に根を張り巡らせます。ある程度大きくなると、葉とは一見違ったつるのようなもの(ランナー)を延ばし、その先に子株をつけて増え始めます。大きくなり過ぎるので管理が必要で、レイアウトする際は、大きくなったときのことをよく考えて行うことが大切です。30㎝以上の水深の水槽で育てるようにします。

アマゾンソードは、しばしエンゼルフィッシュの産卵などに持ちいられることもあります。広い葉に付着する苔の対策には、オトシンクルスなどをいれておくと、葉の表面を舐めるように掃除をしてくれます。

この他にも、「ロゼット型水草」にはエキノドルス・テネルス、スクリュー・バリスネリア、ピグミー・サジタリア、アヌビナス・ナナなどのアヌビナス系などが、あります。
※  エキノドルス・テネルス、スクリュー・バリスネリア、ピグミー・サジタリア、アヌビナス・ナナについては、「初心者向きの水草」のところで取り上げています。

モス(水苔)

・ウィローモス

1灯式のライトを用いた水槽にもウィローモスは比較的光量が少なくても育ちます。

ウィローモスは、流木に活着させてなじませると、簡単に自然の雰囲気を水槽内に作り出せる水草で、育成も容易なため非常に人気のある水草です。また多くの熱帯魚の産卵床や稚魚の隠れ家になり、繁殖=ウィローモスというほどの存在になっています。

育成が容易な反面、育成条件が整いすぎると、元気に成長し過ぎて、ボリュームが出過ぎてしまうこともあります。水草が、成長しすぎて重なり合ってしまうと、下になった部分には光が当たらずに枯れてしまうようになります。そのまま放っておきますと、その枯れた部分は、水質を悪化させてしまうことになります。ですので、そのような場合は、トリミングしたり、巻き直しが必要になってきます。

巻き直しの方法は、まず水槽内から流木ごと取り出して、ウィローモスを1度流木からはずしてし、茶色い部分をきれに取り除くようにします。流木にウィローモスを薄く乗せて、スレッドなどで巻き留めます。多く乗せると重なった部分が枯れてしまいますので、必ず少なめに乗せるようにします。

親指も一緒に巻き込むようにしてして、その輪の中にスレッドを通し、縛り付けていくようにします。巻き止めるときのコツは巻き数を多めに、細かく巻いていくことで、ウィローモスが外れてしまうのを防ぐことができます。

巻き直しの糸に水草の色に似た色のものを使うと、巻き跡が見えないようにすることができますが、ウィローモスが成長すれば、自然と糸は隠れてしまいますので、そんなに気にすることはありません。完成するとこのように自然な感じに仕上がります。

ウィローモスなどは、アカヒレの繁殖の際に入れておくと安心できます。ミナミヌマエビに限らず、エビを飼育するなら、ウィローモスは必ず入れるようにします。

陽性水草と陰性水草

また、水草は「陽性水草」と「陰性水草」の2種類に分けることができます。「陽性水草」は太陽の光を浴びて育つ水草です。「陰性水草」は日陰でも育つことのできる水草です。

「陽性水草」では、ロタラなどの「有茎草」が代表的です。市販されている水草は陽性水草の種類が多く、「陽性水草」は一般的に成長が早く陽性水草は、CO2添加を必要とします。水草を紹介している本などにも、「CO2添加が必須」とあるものは添加したほうがよいでしょうし、「添加するときれいになる」とある場合は、添加によって本来の美しい姿になると言えます。

逆に「陰性水草」の多くは、特にCO2添加を必要としない種類になります。「陰性水草」は一般的に成長が遅く、CO2はもちろん添加してもいいですが、特にCO2を添加しなくてもよく育ちます。「陰性水草」はウィローモス、ミクロソリウムなどのコケ・シダ類やクリプトコリネが代表的です。

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