水草の病気

水草も病気になる

水草の病気の主なものとしては、クリプトコリネ病と、水生シダ病が知られています。この2つの病気は感染しますので、予防と早期発見がとても大切になってきます。

水生シダ病

【症状】

葉は黒くなったり、薄茶色く透けたような状態になります。その葉と接触していた葉に、次々と感染を広めていきます。

【原因】

ミクロソリウムやボルビティスなどのシダ類に発生する病気です。アヌビアス類にも感染することもがあります。原因としては、28度以上の水温、水流のない澱んだ水、ろ過機能の弱いことによる水の汚れなど、いずれかにより、発生するようになります。水温の関係から夏に発生することが多いようです。

【対処法】

この病気を発見したらすぐに、葉の付け根からカットしてやります。少しでも感染している部分が残っていれば、その部分から感染していきますので、多めにカットするようにします。根茎まで病気が進むと、その水草は全滅します。

【予防法】

基本的には、水質の悪化・汚染を防止することにあります。夏は、クーラーなどの水温を下げてやる工夫を行うといいでしょう。また、葉のトリミングは、感染した部分を取り除く意味もありますが、葉を少なくしてやることによって、水流を確保してやる意味もあります。

苔を撃退する木酢液として、ADAのフィトンギットがあります。希釈したものをそのまま苔の付いたものに塗ってやることによって、落とせない黒髭ゴケなども瞬時に抹殺することができます。コケの発生による水質汚染は防ぐことができます。

クリプトコリネ病

【症状】

クリプトコリネ病が発生した葉は半透明になり、萎れるようにして溶けていきます。この葉に接触した葉は次々と感染し、根茎まで感染すると、株自体が溶けるようにしてダメになってしまします。

【原因】

この病気は、名前のとおりクリプトコリネに発生する病気です。同じクリプトコリネでも、ウェンティ系のクリプトコリネに発生しやすく、クリプトコリネの中ではあまり発生が見られない種類のものもあります。赤色系の丸葉タイプに発生しやすいと言われています。水温などの急激な環境の変化や水の汚れに関係して起こるとされているようですが、詳しい原因はわかっていません。

【対処法】

発見したら感染した葉を除去します。溶けている状態で取り出しにくい場合は、周囲の水も一緒に吸い出すようにして取り除くようにします。

【予防法】

クリプトコリネ病の予防薬として、テトラからステラコリン(テトラフローラプライド)が販売されています。特にクリプトコリネに限ったことではないですが、テトラフローラプライドは、水草の生長を促進する水質調整剤です。水草の根のは発育を助けクロロフィルの成長を促進し、水草の病気に対する抵抗力を増大させます。

各種ミネラルを含有し、水草の成長に必要な全ての栄養素が水草の葉に速やかに直接作用します。説明通り添加すると、水草の成長が早いですが、コケも出やすくなります。本体説明書にある量の半分くらいを添加するといいでしょう。

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