人気の熱帯魚

ネオンテトラ


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カラシン科・パラケイロドン属(Paracheirodon)に属すネオンテトラ(学名:Paracheirodon innesi )は、グッピーと並んで、熱帯魚についてあまり知らない人でも、この魚だけは知っているというほど、ポピュュラーで、普及率の高い魚です。群れをなして泳いでいる姿はとてつもなく美しく、水草ファンならずとも愛さずにはいられれない種類です。

落ち着いた環境でじっくり育てたネオンテトラは、美しい色彩を増し、斜め上からの光を当てると、ショップで見たときよりもはるかに素晴らしい、ため息の出るような姿をみせてくれます。

丈夫で飼いやすく、安価で最も手に入りやすい熱帯魚です。

水槽に移し立ては、すぐに餌を与えないようにします。ネオンテトラは嗅覚が優れていて、エサの匂いには敏感に反応します。

ネオンテトラは水槽に落ち着くと、数粒を水面に落としただけでも、すぐにそわそわし出しますので、餌を与えるのは、2~3日経って、その頃を見計らって与えるようにします。

アマゾン川に棲息している魚で、弱酸性の軟水で育てるようにします。

単独の飼育だと神経質になり、あまり餌を食べずに痩せてしまうこともあります。ですので、複数匹、できれば群れで飼うようにしましょう。

雑食性で、4~5㎝程度の小さいサイズの魚ですが、赤虫なども好んで食べます。人工飼料にも餌付き、糸ミミズやミジンコなどの活き餌から、冷凍飼料、フレークフードなど何でもよく食べます。ネオンテトラなどを専用にしたテトラプラクトン(顆粒タイプ)なども販売されています。容易に何にでも餌付けますが、餌の与えすぎは肥満になりやすく、食べるからと言って、どんどん与えていると肥満になりやすく、形が悪くなります。人間と同じように肥満になり過ぎないほうが長生きできます。

餌の残りは、そのまま置いておくと、水質悪化の原因になります。食べきれる程度、残らない量が理想です。もし残って浮いている餌があれば、取り除くようにします。

ワイルドは約1年程度の寿命ですが、水槽で上手に飼えば2~3年、中には5年生きる場合もあります。

香港で養殖されたものが大量に輸入され、どこのショップでも目にすることができ、サイズ別に販売されています。養殖個体は水質に対する適応範囲も広く、丈夫です。購入時によい個体を選ぶようにします。

カージナルテトラ


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ネオンテトラやカージナルテトラなどを総称してカラシンと呼びます。カージナルテトラ(学名:Paracheirodon axelrodi)もネオンテトラ同様、小型のカラシンになります。小型カラシンは、全体的に飼育が容易なものが多く、多くの水草水槽で飼育できます。

カージナルテトラは、ネオン・テトラとよく似ていますが、下腹の赤色のラインが頭まで一直線に伸びていることが違いになります。体長6~8cmと、ネオンテトラよりも若干大きくなります。その美しい色彩から、もっとも人気のある熱帯魚の1つです。

飼育は容易で、人口飼料も問題なく食べてくれます。飼育や餌、寿命については、ネオンテトラと同じです。

ネオンテトラと違い、その過半数は採集されたもので、通年南米から膨大な数が輸入されて来ます。ベネズエラ・オリノコ川水系、アマゾン川の大支流ネグロ川に分布し、弱酸性の軟水で飼育します。

販売時には他種のカラシンが混じっていることも多く見られます。

小型カラシンは、水が古くなると白点病やエロモナス病にかかりやすくなりますので定期的な水換えを行うようにします。

上手に飼えば、ネオンテトラよりも長生きするようで、8年生きたという例もあります。

ラスボラ・ヘテロモルファ


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ラスボラ・ヘテロモルファ(学名:Trigonostigma heteromorpha)は、オレンジの体色と、腹から尾にかけての三角形(バチ模様)の黒の対比が美しいコイの仲間です。

腹から尾にかけての三角形の模様が三味線のバチの形に似ていることから、古くは「バチ」、「バチウオ」などとも呼ばれていました。英名では「ハーレクイン・ラスボラ」で、「ハーレクインフィッシュ」と呼ばれることもあります。

安価で美しく、飼育も容易で、協調性も高いので、水草レイアウトのタンクメイトとして最適な種類です。

体長 4cm 程度、マレー半島、インドネシア・スマトラ島などが原産地です。

飼育に際しては、水質にはさほど気を使う必要はありませんが、現地では、結構酸性の小川や池で棲息していますので、弱酸性の軟水の落ち着いた環境で育ててあげることにより、より美しい発色の色彩を引き出すことができますし、また病気にもなりにくくなります。寿命は4~5年とされています。

餌は、慣れれば何でもよく食べるようになりますので、人工飼料や冷凍飼料など、いろいろと与えてあげるといいでしょう。

コイ科 (Cyprinidae)・ダニオ亜科(Danioninae)に属します。

今日でももっとも流通量が多く、人気の衰えないラスボラの代表種です。かつては単にラスボラといえば、この種類を指していました。

正確には、ラスボラ属から、1999年に新設されたトリゴノスティグマ属(Trigonostigma)に移されました。しかし、語感の悪さもあって、現在も「ラスボラ」の名で呼ばれています。

ディスカス


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ディスカスは、今日までその地位を譲らずに熱帯魚の王様と呼ばれています。熱帯魚の王様と称されるディスカスの、そのその気品のある美しさには、思わず時を忘れて見入ってしまいます。買い込むごとに美しくなり、また人にも懐いてくることで、楽しみがあります。

ディスカスは南米アマゾン河流域とその支流や湖に住み、大体体長は15cmくらいで、エンゼルフィッシュと同じシクリッド科の仲間です。スズキ目・シクリッド科・シムフィソドン属( Symphysodon )に分類されます。

以前は、ワイルドと言われる原種が、非常に高価な熱帯魚として一部のマニアにのみ珍重されてきましたが、80年代後半に東南アジアで大量繁殖が行われ、技術の進化に伴い、改良品種も続々と作出され、価格も安定して来て、一般のアクアリストに広まりました。現在は色とりどりのディスカスが見られるようになりました。

イトミミズやアカムシなどの活き餌を好みますが、同じものばかり与えると、内臓障害を起こしやすくなりますので、バランスがとれた人工飼料もメニューに加えて、バランスのよく与えていきましょう。最初は、人工飼料には慣れないと思いますが、イトミミズなどに混ぜたりして与え続けていくうちに、人工飼料にも懐いていきます。食べ残した餌は、水を悪くする原因となりますので、必ずすぐ取り除くようにします。

水槽の水が古くなりすぎると、熱帯魚・ディスカスのヒレがボロボロになる虞れがありますので、週に1~2回、定期的に3~2分の1程度の水を換えるようにしましょう。

狭い水槽ではストレスを与えてしまいます。広い遊泳で悠々と泳がせることにより、元気な飼育が可能になります。

一般に高価で、飼育方法が特殊なことから、一般に「高い、大変、難しい」と敬遠されがちですが、ある程度のコツさえ掴めば、飼育は十分可能です。
上手に飼育すると、7年半くらい生きると言われています。

ワイルドのディスカスは大きく分けて、ヘッケルディスカス、ブラウンディスカス、グリーンディスカス、ブルーディスカスの4タイプに分けられます。それぞれアマゾンの各支流で、生息地が分けられています。

ワイルドを育てる限りは生息地の水質に従う水作りが必要になります。

アマゾン川は、支流によって水質に差があります。PH7.0以下(ほぼ中性)、硬度5以上のミルクコーヒー色のアマゾン本流(白アマゾン)の水系と、周りの環境から流れ込む腐植酸などの富栄養分により低PH、低硬度になっている大きな支流ネグロ川水系(黒アマゾン)とに分かれています。この他に、南側からアマゾン川に注ぎ込む支流には白濁系の支流、アマゾン下流地域で南から注ぎ込む透明~半透明の支流などがあり、それぞれ独特の水質になっています。

グリーンディスカスの生息地は白アマゾンのみとされ、黒アマゾンにはヘッケルディスカスが、白濁系には、ブルーディスカス、一部レッドディスカスが、その他透明~半透明の支流や白黒アマゾンが混じり合った下流水域には、ブラウンディスカスが棲息しているとされています。

水温についても、だいたい24~28℃に設定して育てますが、本流ソリモンエス川は、支流のネグロ川よりも4℃低いとされています。
ネグロ川はジャングルの樹液が溶け込んだ腐食酸(タンニン)によるブラックウォーターで(黒アマゾン)、酸性傾向のPh4.6~5.6になっていますので、ここを棲息地とするディスカスには、ビートモスなどを入れてやると喜ばせることができます。

コリドラス・パンダ


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コリドラス・パンダ(学名:Corydoras panda)は、ベージュのボディに、目の周りと背中に黒いスポッドが入る体長約5cmの小型ナマズです。ちょことちょと水槽の底を動き回る姿が愛くるしく、コリドラスの中でも非常に人気のある熱帯魚です。

水槽内の掃除屋としてサブ飼育のイメージの強いコリドラスですが、コリドラスの魅力にハマり、マニアとしてコリドラス専門に飼育するアクアリストも少なくありません。

ペルー~アマゾン川上流に生息していています。コリドラスは全体的に丈夫な種が多いため、飼育はさほど難しくありません。パンダの場合は水質にやや敏感な面があり、水が合わないと肌荒れを起こします。導入直後には注意が必要です。

現地でのブリード個体の流通も多く見られ、導入直後の水合わせに失敗することなく、1度水槽の水に慣れてしまえば、飼育は容易です。

購入した魚は、水質の差を軽減し、水槽の水温と袋の中の水温を同じにするために、買って来た袋のまま、30分くらい自分の水槽に浮かべて、水合わせを行います。

水温を合わせられたら、袋の口を開け、水槽の水を袋の水の3分の1位の量を袋に入れます。袋の中の水の量が多い場合は、入れる分だけの量を水槽に入れて、量を減らします。袋の口を縛って閉じ、そのまままた10分以上水槽の水に浮かべたままにします。これを3回以上繰り返すようにします。最後に袋を開けて横にした状態で、水槽の水に浮かべ、熱帯魚が自分の方から袋の外に出て行けるようにします。

水槽に入ったばかりの熱帯魚は餌は食べませんから、餌を与えても水を汚してしまうだけの場合があります。熱帯魚は2~3日食べなくても全然平気ですので、熱帯魚が落ち着くまでの間、しばらく餌は与えずに静かに見守るようにします。

弱酸性・軟水の水質で、水温は22℃~25℃くらいを好みますので、夏場の水温管理には注意し、場合によってはファンなどで水温を下げてあげるようにします。

底砂を動き回り餌を探すため、底砂が汚れると病気になりやすくなります。底砂の掃除は小まめに行うようにしましょう。大きくごつごつした砂利は、コリドラスが痛がり、敬遠しがちになりますので、細かく柔らかい砂を入れるようにします。

サブで飼育する場合も、コリドラスに行き届いているかを確認し、きちんと沈下性のコリドラス用のタブレットなどの餌を用意してあげるようにしましょう。食べ残しだけでは栄養のバランスが崩れます。

コリドラスは、ストレスのない環境で育てると、上手に育てれば、7年~10年生きます。

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