ホワイトグローブシュリンプ


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ホワイトグローブシュリンプ(学名:Caridina dennerli )は、2~2.5cmの体長に、他の淡水性のエビには見られない、特殊な模様に珍しいカラーのエビで、その目立ったカラーは、観る人を思わず釘付けにします。

海に棲んでいるエビのような鮮やかな色彩は、もともと海産起源のエビで、古い時代の地殻変動により、陸封されたことによって、淡水に棲むようになったからだとされています。ヌマエビ科 (Atyidae)・ヒメヌマエビ亜科(Atyinae)・ヒメヌマエビ属 (Caridina)に属します。

この他に、同じヒメヌマエビの仲間には、ヤマトヌマエビ(学名:Caridina  multidentata)、トゲナシヌマエビ(学名 Caridina typus)、ミゾレヌマエビ(学名 Caridina leucosticta)、ツノナガヌマエビ(学名:Caridina  grandirostris)、ヒメヌマエビ(学名 Caridina serratirostris)などがいます。

ヒメヌマエビ属は、ヌマエビ科の中でももっとも多くの種類を抱えています。ちなみに日本でも、ヌマエビのうち半分がこのヒメヌマエビ属に属しています。

同じヌマエビ科の仲間でよく似たものには、ヌマエビ属の仲間がいます。ヌマエビ属では歩脚に目立った外肢があり、また目のすぐ上(角額の付け根の両側)に棘があります。これに対し、このヒメヌマエビ属の仲間には、外肢も、目のすぐ上の棘も存在しないことから、両者は区別されています。

ヒメヌマエビ属の仲間は、南日本を含むインド太平洋沿岸の熱帯・亜熱帯域に生息しています。種類自体は南西諸島で多く、低緯度ほど種類数・個体数とも多くなっています。種類によって川や湖等の淡水域、さらには井戸や洞窟などの地下水脈にも生息しています。

このホワイトグローブシュリンプは、インドネシアのスラウェシ島にあるマタノ湖(マリリ湖群)に生息する固有種です。マタノ湖は、東南アジアではもっとも深い湖で、石灰岩溶解湖で、透明度が高く、PHはおよそ9.5の湖とされています。生息地の水質から、ホワイトグローブシュリンプの飼育は、純淡水で問題なく、やや硬度の高い弱アルカリ性の水質での飼育となります。エビ用の人工飼料などをメインに、微生物や藻類の発生を促すような、生態的に安定した水槽環境を心がけていくのが理想と言えます。

ヒメヌマエビの繁殖形態は、大きな卵を少く産む種類と、小さな卵を多く産む種類と、川で産まれ、海で生長し、また川に戻ってくるような両側回遊の種類に分けられます。ホワイトグローブシュリンプに関しては、淡水で、比較的大き目の卵を腹部にもうける大卵型と言われていて、メスの腹部で20~30日を経て、親と同様の姿で産まれて来ます。1度に10~15個の卵を産みます。しかし、飼育同様繁殖もそれほど容易ではありません。

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