クィーンアラベスク


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クイーンアラベスク(学名:Hypancistrus sp)は、最大で体長12㎝ほどのプレコの小型種で、タイガープレコなどが含まれるペコルティア系と混同されることが多くありますが、インペリアル系(ヒパンキストルス属Hypancistrus)に分類されます。同じインペリアル系のインペリアルゼブラプレコと並んで人気があります。

黒地に白いラインのアラベスク模様が印象的な美しい種類です。

プレコとしては、大人しいので、多くの魚と混泳させることができます。

南方、ブラジル高原方面からアマゾン河に合流するタパジョス川に生息しています。タパジョス川は、泥も有機物も溶かしていない「澄んだ川」として知られています。ですので、このクイーンアラベスクは、酸性に傾くことのない中性で、ろ過の通った軟水を好みます。餌付けに関しては、他のプレコと違い、肉食系のエサを好む傾向にあります。冷凍赤虫が好物なので、プレコ用のペレットやタブレットなどの人工飼料とともに与えるようにします。

オスは、メスよりも一回り大きくお腹の下にトゲがありますので、雌雄の判別はつきます。ですので、理論上繁殖は十分可能です。繁殖には、他のプレコ同様に産卵筒を用います。産卵筒は、最低限でもオスの個体の数以上は、揃えてあげるようにします。

時期になるとオスが産卵筒を守り始め、メスはそれに誘われるかたちで、1回の出産で少なくとも10個ほどの卵を産みます。オスは受精させた後もその場に残り、卵を守ります。卵は2日ほどで孵化します。孵化直後の稚魚は、卵にそのまま頭と尻尾が生えたような格好をしていますが、孵化後2日ほどすると、卵の形が消え、幼生らしい形になって来ます。

産まれたばかりの稚魚は他の魚に食べられてしまうことも多いので、産卵箱などに移してやることが理想ですが、筒の中から稚魚を取り出すのは、結構難しい作業になります。また、狭いサテライトに大量に稚魚を詰め込み過ぎると、ストレスや喧嘩で死んでしまうこともあります。稚魚に親魚に与える餌と同じものを細かく砕いたものや、ブラインシュリンプなどを与えて行くと、1カ月ほどで親魚の形に成長します。

クイーンアラベスクは、2000年頃に日本には紹介され、当時は非常に高価に取り引きされていました。現在でもけっして安価ではありませんが、それでも価格はずい分安定して来ました。

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