ファロウェラ・アクス

ファロウェラ・アクス

ロリカリア科 (Loricariidae)・ロリカリア亜科( Loricariinae)に分類されるナマズの仲間です。

ファロウェラ・アクス(学名:Farlowella acus)は、ヒレは小さく目立たなく、細長い棒状の体をしていることから、ヒモナマズという和名もあります。身を守るために、姿を枯れ枝に擬態して、茶色の枝状の体で壁面や流木に張り付いています。若魚は、プレコやオトシンクルスのようにコケを食べるとされていますが、やや飼育は難しく、そのために飼育する人は少ないと言えます。酸性に傾いた水を好み、水槽内の水に、溶存酸素量を多くしてやる必要があります。

餌は、コケや流木や水草の根を好んで食べますが、大食漢で、水性昆虫や動物性プランクトンの死骸を好んで食べます。冷凍アカムシ、冷凍ブラインシュリンプをたっぷり与えてやるようにします。もともとは、動物性を好み、動物性タンパク質の消化を助けるために、植物性のものを摂取するのではないかとも言われています。

温和な性格で他種との混泳も可能ですが、ファロウェラに餌が回ることに留意いなければなりません。

体長20cmで、広いオリノコ水系でもベネズエラのバレンシア湖とトリト川の2箇所に生息していて、この地域以外に、ネグロ川やアマゾン川では、見つけられたことはありません。

同じファロウェラの仲間として、成魚で17㎝くらいのサイズであるファロウェラ・グラキリス(学名:Farlowella gracilis )も単に「ファロウェラ」と呼ばれていたりすることもあるようですが、という名前で売られることもあるようですが、グラキリスは、ブラジルのプトマヨ川に続くコロンビアのカケタ川(ブラジルではジャプタ川)のみでしか見られず、ほとんど流通していないと言えます。また、ショートノーズファロウェラという名前で売られているファロウェラは、実際はファロウェラ・アクスのことで、わずかでも日本に輸入されてくるファロウェラは、このファロアクスだけと言われています。

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