アカヒレ


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アカヒレ(学名:Tanichthys albonubes)はコイ科のラスボラの仲間(ラスボラ亜科)で、赤い尾ビレが特徴的であることから、この名前がつけられました。英名で「ホワイトクラウドマウンテン・フィッシュ(White Cloud Mountain minnow)」と呼ばれるように中国広東省の渓流に分布する白雲山のアカヒレが有名です。

体長は最大でも3~4㎝で、オレンジ色の尾ビレに、やや褐色がかった銀白色の体色、体軸に縦のラインが入ります。「コッピー」の愛称で、瓶の中に入れられて、販売されているのを見かけることもあります。

カルキ抜きした水道水でそのまま飼育でき、他の種類に見られないくらい低水温や酸欠に強く、飼育や繁殖は容易と言われています。

雑食性で、何でもよく食べます。主に上層で餌を摂るため、人工飼料の場合、なるべく沈み難いものが適していると言えます。

性質は概ね穏和ですが、同じ仲間の成熟したオス同士で、長時間体当たりを伴う小競り合いを繰り広げることもあります。

オスはヒレが大きく、体の色が濃く鮮やかで、メスの方が色が薄くなっています。成熟したメスは腹部が膨んでいるので、雌雄の区別はつきやすいと言えます。

中国に生息していたワイルド種は、絶滅したと言われているくらい希少なものになっていて、現在、国内で流通しているアカヒレは白雲山魚の亜種である香港タイプを繁殖させたものになっています。背鰭と尻鰭の先端が白いのが特徴です。通称「コッピー」の名で呼ばれていて、品種改良種がよく小さなビンに入れたものが販売されていることがあります。

養殖が盛んで、ドイツに渡った白雲山魚は改良を重ねられ、1950年代に鰭先が赤く、ノーマルタイプより鮮やかな体色を持つ、ロングフィンタイプが作り出されました。

さらにアカヒレの突然変異で黒色素の欠乏した個体を固定化したものが、ゴールデンアカヒレとして、流通するようになりました。

最近はカージナル(もしくはロングフィンカージナル)アカヒレと呼ばれる鮮やかな赤味を持った品種もになって登場し、出回るようになり、その長くドレープ状に伸びたヒレは、見事と言うしかないほど、美しい個体になっています。

成熟したオスがフィンスプレッティング(ヒレを大きく広げ、体を大きく見せることによって、自分をアピールすること)する姿は、実に美しいものがあります。

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