汽水魚

汽水魚の種類

汽水魚  

汽水魚(きすいぎょ)とは、河口など淡水と海水が混じりあう箇所(汽水域)に棲息する種類の魚をいいます。

数ある熱帯魚の中には、汽水魚もいます。こうした汽水魚は、特に東南アジアの川の河口やアマゾン川河口や、アフリカ東西海岸に流れる川の河口などで、多くの種類が見られます。

これらの魚を上手に飼育するには、飼育水中に適度な塩分を溶かすことが必要になります。

よく食塩を飼育水に溶かしている人がいますが、食塩はほとんど100%塩化ナトリウムなので、本来海水に含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラルはほとんど含有していません。汽水魚を上手に飼育するにはやはり人工海水か最低でも荒塩を用います。これらを、海水濃度の半分くらいになるように、飼育水に溶かして飼育すると上手くいきます。市販の人工海水を用いて水道水を調整することもできます。

汽水魚のほとんどの種類が、海水の3分の1~2分の1程度の濃度に調整して飼育されています。

ただし、飼育水の塩分濃度は水換えや水の蒸発などで変化してしまうので、海水魚飼育に用いるボーメ計を用いて、絶えず飼育水中の塩分濃度を測定しましょう。

汽水に生息する魚類の大部分は、もともとは海水魚の中で淡水への耐性を持つようになったものとされています。若干の塩分を必要とし、純淡水では長期に渡っての飼育は難しくなっています。汽水魚には、ゆっくりと慣らすことにより、純淡水でも飼育可能な種類も多いようですが、塩分を一切含まない淡水で飼育すると長生きしないものが多いのも現状で、やはり汽水を作ってやって飼育することが望ましいと言えます。

しかしながら、こうした汽水魚として分類される種類は、純淡水に生息している種類についても、分類上、一緒に汽水魚の中に入れて、説明されています。元はすべて海水起源の種で、現在もわずかに同じ仲間の一部の種類で汽水域に棲息しているものもあることから、淡水魚である種類も多く含まれています。

丈夫でなおかつ美しいレインボーフィッシュの人気がイマイチなのは、汽水魚として扱われてしまっているために(実際に汽水魚として売っているショップもあるくらいで)、飼育が難しいと敬遠されていることも原因にあるのではないかとも思われます。

熱帯魚として扱われている汽水魚は、図鑑では、多くの場合淡水魚類図鑑に掲載されています。

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