キンチャクダイとは

キンチャクダイの種類

LinkIconシマヤッコ
LinkIconヘラルドヤッコ
LinkIconレモンピール(コガネヤッコ)
LinkIconソメワケヤッコ
LinkIconマルチカラー・ピグミー・エンゼルフィッシュ
LinkIconナメラヤッコ
LinkIconエイブルズ・エンゼルフィッシュ
LinkIconペパーミント・エンゼルフィッシュ
LinkIconフレーム・エンゼルフィッシュ
LinkIconタテジマキンチャクダイ
LinkIconサザナミヤッコ
LinkIconアデヤッコ
LinkIconイナズマヤッコ
LinkIconシテンヤッコ
LinkIconインディアン・イエローテイル・エンゼルフィッシュ (クロシテンヤッコ)
LinkIconニシキヤッコ
LinkIconチリメンヤッコ
LinkIconロックビューティー
LinkIconブルー・エンゼルフィッシュ
LinkIconクイーンエンゼルフィッシュ

キンチャクダイ


*画像クリックで楽天の関連画面に飛べます。

海水魚の色の艶やかさ、派手さは、淡水魚と比べてものにならないくらいのものがあります。自然が産み出した究極的な色使いは、川よりも透明度が高く、はるかに広い海の中で、互いを認識し合うためのものだとも言われています。そうした海水魚の中でも、ヤッコとも呼ばれるキンチャクダイは、チョウチョウウオの仲間と並んで、最たる美しさを誇り、まさに熱帯魚を象徴する色使いとも言える体表に包まれています。

キンチャクダイの仲間は、スズキ目(Perciformes)・スズキ亜目(Percoidei)・キンチャクダイ科(Pomacanthidae)に属する魚の仲間たちになります。チョウチョウウオの仲間同様に、体高があり、カラフルな色彩を持ちます。

鮮やかなカラーやカ模様、平べったい体型は、同じ亞目の仲間であるチョウチョウウオ科(Chaetodontidae)の仲間ととても似ていますが、キンチャクダイ科の仲間は、前鰓蓋骨に強いトゲを持ちます。また、チョウチョウウオの仲間と違って、腹ビレの付け根のトゲと浮き袋の突起はありませんし、成長過程においても、頭部を骨板に覆われたトリクティス幼生期を経ずに成長することで、異なっています。

キンチャクダイの仲間は、一般的には「ヤッコ」と呼ばれ、小型の種類のものと大型の種類のものがあります。

小型ヤッコは、水槽サイズから言えば、大型ヤッコのように大き過ぎず、自宅の水槽に海を置きたいという人にはピッタリの種類になります。臆病かと思うと、トリッキーな動きや、気の強い表情を見せたりと、小型ヤッコには魅力が一杯あります。ただし大型やっこに比べて体力がない分、小型ヤッコの飼育は難しく、早い段階で餌付ける必要があります。

これに対し大型ヤッコは、一般的に丈夫で、飼いやすい種類もくあります。

キンチャクダイ科は、大きく8つの仲間(8属)に分けられます。

  • アブラヤッコ属 (ケントロピーゲCentropyge)
  • サザナミヤッコ属 (Pomacanthus)
  • ニシキヤッコ属(Pygoplites)
  • キンチャクダイ属 (キートンドントプルスChaetodontoplus)
  • シテンヤッコ属(アポレミクティスApolemichthys)
  • ホクロヤッコ属(ホラカンタスHolacanthus )
  • シマヤッコ属 (パラケントロピーゲParacentropyge)
  • タテジマヤッコ属 (Genicanthus)

このうちアブラヤッコ属 (Centropyge)の仲間は、観賞魚として多くの仲間を含んでいます。

また、シマヤッコ(学名:Centropyge multifasciata)、ペパーミント・エンゼルフィッシュ(学名:Centropyge boylei)、スミレヤッコ(学名: Centropyge venusta)、ペパーミント・エンゼルフィッシュ(学名:Centropyge boylei)は少し前まではシマヤッコ属(Paracentropyge )の仲間でしたが、現在は3種ともアブラヤッコ属 (ケントロピーゲ属Centropyge)に統合されるようになりました。観賞魚として知られている種類のほとんどは、このケントロピーゲ属の仲間になります。

ヤッコの罹りやすい病気に白点病があります。

海水魚の白点病は、淡水魚に発症する白点病とは違う病原虫になり、海水魚では治療を施さないと確実に死を招く最も恐ろしい病気の1つです。

白点病の治療には硫酸銅が用いられますが、硫酸銅は熱帯魚ショップでは扱えない劇薬指定の薬です。硫酸銅を入れ過ぎると、小型ヤッコは、容易に頭がおかしくなり、あっという間に狂い死させてしまいます。体長が20㎝くらいになる比較的大きなチョウチョウウオの仲間なら、褪色程度で済む場合もありますが、10㎝足らずの体の小さなヤッコの場合はそうはいきません。大型の種類なら、痙攣して死にかけても、中和剤をドバっと入れることで、難を逃れたりすることもありますが、小型ヤッコの場合は、体力がないので、白点病で死なせてしまうよりも、硫酸銅で死なせてしまうことになります。小型のヤッコの場合は、少なめに硫酸銅を用いる方法もありますが、グリーンFゴールドを使って治療する方法もあります。1週間ごとに海水全部の入れ替え作業を入れながら、3日間隔でグリーンFゴールドの規定量を投薬するようにします。10日ぐらいすると、改善の方向が見られるようになって来るようです。大型のチョウチョウウオの仲間とは異なり、ヤッコ――特に小型ヤッコの仲間は、同属間、近縁種間では縄張り争いをするので、多くヤッコ同士は、混泳ができないものとされています。ヤッコの多くは雌性先熟型の雌雄同体と言って、すべての個体は最初は当初はメスで、その中で成熟して大きな個体になったものがオスに性転換すると言われています。

1匹のオスと複数のメスとで、ハーレムを形成するものとされています。形成されたハーレムのオスが死ぬとハーレム内で1番強いメスがオスに性転換します。オスになるためには強く、体も大きくしなければなりません。そのために自分のテリトリーとして餌場を確保し、邪魔する仲間とは争うことになります。

水槽に同じ種類で、同じような大きさの個体を入れた場合は、当然主導権争いを繰り広げるようになります。ヤッコの場合、他種との混泳よりも、同種間での混泳が難しいのは、このような理由からだとされています。

キンチャクダイ科の仲間は、一般的には23~25℃の水温で飼育します。

キンチャクダイ科の一部の仲間の幼魚には、死滅回遊魚も見られます。暖流で日本に運ばれてくるも、日本の冬の寒さに耐え切れずに死んでしまう熱帯魚を死滅回遊魚と呼びます。太平洋側では主に房総半島より南側で観察できます。

シェアしてみよう...Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone


キンチャクダイとはにコメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*