ハタタテハゼ
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ハタタテハゼ(学名:Nemateleotris magnifica )は、名前の通り旗を立てたような長い背びれが特徴で、体の後ろにいくにつれて黄色から赤へとグラデーションされていく体色が美しいハゼです。
餌付けしやすく、飼いやすい種類です。底をはいまわらず、中層をスマートに泳ぎます。
ハゼ亜目の中で、クロユリハゼ科 (Ptereleotridae)・ハタタテハゼ属(Nemateleotris)に属します。
10㎝くらいのサイズの種類で、長く伸びる背ビレを動かしながらホバーリングする姿は、実にかわいいらしいです。
自然下で、ネジリンボウ(学名: Stonogobiops xanthorhinica)など砂泥底に生息するハゼは、テッポウエビが改修を行った巣穴に同居し、外敵の接近の際には視力の悪いテッポウエビに代わって外敵を知らせることで、共生していることが知られています。
同様に、水槽の中で、ハタタテハゼがテッポウエビの巣穴に同居している姿も見られることがあります。西部太平洋~インド洋に生息し、日本近海でも見られ和歌山県以南の水深10m~20mの砂れきが堆積した場所に生息しています。
フィリピンなどから輸入されていて、購入しやすい金額で出ています。入荷時の状態によって個体の良し悪しが変わってきますので、入荷後1週間以上経った落ち着いた個体を選ぶようにします。
近縁のアケボノハゼ(学名:Nemateleotris decora)、ハゼ科のキヌバリ(学名:Pterogobius elapoides)と並んで、観賞魚として人気があります。
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