ゴールデンバタフライフィッシュ

ゴールデンバタフライフィッシュ(学名:Chaetodon semilarvatus)は、黄色い体にある10~13本のオレンジ色の細い帯と、目にかかる濃紺の模様が特徴の、チョウチョウウオの仲間の1種です。丸っこい体型と、他のチョウチョウウオに見られない大きな目もチャームポイントです。チョウチョウウオの仲間の中では大きくなる種類で、最大で全長30cmくらいまで成長することもあるようです。魚のサイズを考慮して、大型水槽が必要になります。

紅海に棲息し、普段は発達したサンゴ礁の水深3~20mくらいのところで、細く小さい口で、サンゴの表面や間にいる小動物を突付き、生活しています。

ゴールデンバタフライフィッシュは、ポリプ食性で、餌にはうるさい傾向があり、混泳魚の真似をして一緒になって口に入れたようなエサでも、気に入らないと、すぐに吐き出してしまいます。シュアーやメガバイトなどの人工飼料は好まず、これらの飼料に上手にエビなどを混ぜてやってもほとんど食べないようです。ソーメン状にしたイカや、アマメビ、アサリなどの魚介類を好む傾向にあります。エサ代は嵩みますが、人工飼料で通そうとすると、餌付かずに死んでしまいます。

餌付けの問題さえ覚悟すれば、温厚で、丈夫で、非常に飼いやすい種類です。水槽飼育下でも同種間で争うことはないので、複数飼育が可能です。

自然下におけるゴールデンバタフライフィッシュは、チョウチョウウオとしては珍しく、ペアや群れで生活しているのを目撃されます。普段はペアで泳いでいますが、まれに20匹くらいの群れをつくることがあります。

なお、紅海に棲むチョウチョウウオなどが罹りやすい病気に、リムフォシスティス病 があります。リムフォシスティスウイルスが感染しておこる病気で、クリプトカリオンイリタンス(白点虫)という寄生虫が寄生して起こる白点病とは異なります。

白いカビのようなものがヒレ先やエラの棘、その他体表に付く病気で、白い点がだんだん大きくなっていきます。白点病の白点は点々と場所が変わっていきますが、この病気のときはその場所で大きくなっていきます。白い物の形からカリフラワー病とも呼ばれています。

白点病のように他の魚に伝染していくことは少ないので、見た目ほど心配な病気ではありません。治療には淡水浴が効き、淡水浴をした後、指先で白い点をこすりとってあげると、あとは自然と治ります。

入荷はあるようですが、高価です。

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