レオパードクテノポマ


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レオパードクテノポマ(学名:Ctenopoma acutirostre)は、ヒョウ柄のスポット模に大きな目を持つ熱帯魚です。柄は周囲の環境の色との擬態のためにあります。地味ながら見ごたえのある体の斑紋と、厚みのある体、ゆったりとした動きから、サイズ以上に、迫力があり、見応えがあります。アナバス科(Anabantoidei)・クテノポマ属(Ctenopoma)に属します。

成魚は20㎝くらいになります。同じクテノポマの仲間の中では、もっともポピュラーに飼育されている種類です。自然界ではまれに30cmを超える個体も見られます。

基本的には夜行性で、日中は隠れられるような流木や石組みなどに潜んでいます。水草が茂ってジャングルのようになった水槽を好み、日中は隠れられるような流木や石組みなどに潜んでいて、ほとんど観ることができません。このため飼育をもてあましてしまうことも出て来ます。

流れのない水域で物陰に隠れる生活をしているため、強い水流には流されてしまうことがあります。

獲物となる魚を垂直の状態で枯葉の振りをして待ち伏せして、大きな口で一気に飲み込みます。メダカ、アカヒレなどの小魚、冷凍赤虫などの生き餌を好み、人工飼料には餌付きにくいところがあります。クランブル状やスティック状の人工飼料を幼魚時から馴らしていくことにより、多少は口にすることも見られるようになります。

コンゴー川流域に生息しています。弱酸性~中性で、適正水温21~26℃と、一般の熱帯魚にやや低く、高水温にはやや弱いところがあります。基本的には、水合わせや水換えの際の、急激な水質変化さえ気を付けてあげれば、水質にはそれほどうるさくはないようです。ストレスの少ない環境を用意してあげれば10年近く長生きするようです。

大きくなる割には性格は温厚で、同種に対してはかなりテリトリー意識が強く争いますが、同程度のサイズの他種の魚とは混泳できます。しかし、見た目よりもはるかに大きく開く口をもち、カージナル・テトラクラスの小型魚であればひと呑みにしてしまうので、小型魚との混泳は不可能です。

オスにはエラブタの上に小さな突起があるそうで、メスにはそれがないことで雌雄の判別はできます。ただし、日本における繁殖の成功例は聞かれません。幼魚のような小さな個体で輸入されることが多く、幼魚の場合雌雄の判別がつきませんので、繁殖を狙ってペアを作るためには、複数飼育が必要になります。泡巣を水面につくり、そこに産卵します。

浮草などを入れておくと、泡巣を作りやすくなります。親魚は産んだ卵や稚魚は食べてしまいますので、親魚から引き離す必要があります。孵化し立ての稚魚は、他のアナバスの種類の稚魚と同様に小さく、初期の育成にはインフゾリアやPSB(光合成細菌)を投入して育てます。

卵が孵化した時点から毎日PSBを10~20 ml投与することで、微生物をうまく湧かせることができれば、稚魚の生存率がグッと上がるようです。1週間ほどでブラインシュリンプも食べられるようになり、2~3ヶ月で成魚の半分程度のサイズに成長します。

東南アジアからのブリード種も多く出回っています。

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