クロコダイル・フイッシュ(アリゲーター・フイッシュ)


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クロコダイル・フィッシュ(学名:Luciocephalus pulcher)は、スレンダーな細長い体型で、茶色を基調とした体色と体側中央を走る縦条は、流木の枝を擬態した体をしています。英名でpike(やり)head(頭)と言われているように、風変わりな体型をしています。

大きな眼と頭部を持ち、広げると体の3分の1にも及ぶ尖った口をしています。グラミーやベタとはあまったく異なる独特の風貌のアナバスの仲間です。オスフロネムス科(Osphronemidae)・ トガリガシラ亜科(ルキオケファルス亜科 Luciocephalinae)に属します。

その口元からも想像できるようにアリゲーター・フィッシュは貪食な肉食性で、メダカやアカヒレなどの小さな魚、赤虫、大形の昆虫、及びその幼虫など、あらゆる小動物を食べます。流れのないブラックウォーターの細流に生息し、表層付近で獲物をじいっと待ち伏せて捕食しています。

水槽内でもそれほど活発には泳がず、捕食の際は蛇腹状に伸縮する口で瞬時に小魚を捕食します。動かない餌には興味を示さず、基本的に生きた小魚や小エビなどしか食べません。慣らせば人工飼料や冷凍赤虫などにも餌付くですのですが、懐かせるまでにはやや時間がかかります。基本的に生きたメダカやアカヒレを与えるようになります。

成長すると20cm程になります。

性格的には温和ですが、魚食性のため、混泳が難しくなります。

水質には比較的敏感で、落ち葉などが堆積し水が茶色に変色したブラックウオーターで、流れの無い完全な止水域のような場所に住んでいますので、長期飼育には、軟水で落ちついた弱酸性の飼育水を用意し、その状態をキープする必要があります。特に亜硝酸濃が増加すると簡単に死亡しますので、ろ過プランクトンが多く繁殖している飼育水が必要になります。

ただし、完全な止水域に生息していますので、ろ過プランクトンが多く繁殖させるために、強力なろ過器で水流を作ると弱ってしまいます。貪食で、肉食のため水を汚すことが多くなるだけに、飼育水の管理にはスキルが必要になります。水温は、一般の熱帯魚の24~28℃に比較してやや高く、26~29℃が適当とされています。

繁殖は難しい部類に入ります。顔に似合わず、マウスブルーダーで、オスが子育てに参加します。オスが卵~稚魚卵を咥え、口内で孵化させます。1度に100個前後の卵を保護すると言われています。メスが産卵すれば、オスの口が大きく膨らむので、すぐにわかります。

マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布しています。東南アジアから現地採集魚が稀に入りますが、入手はやや困難です。輸入されたばかりの個体は輸送疲れで弱っていることが多く、そのために飼育は難しいとされています。しかし、状態のよい個体が入手できさえすれば、飼育はそれほど難しくないとされています。

ボルネオ島から輸入されるクロコダイルフィッシュの中には、ブルースポットを散りばめた美しいタイプも存在しています。現在、同じルキオケファルス亜科の仲間とされています。ブルースポット・クロコダイルフィッシュは比較的、pHが高い水域に生息し、飼育に関して本種より水質に対する順応性が高く、飼いやすいとされています。

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