コームテール・パラダイスフィッシュ

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コームテール・パラダイスフィッシュ
写真提供:オオツカ熱帯魚

コームテール・パラダイスフィッシュ(学名:Belontia signat)は、黒味がかった赤い体色が一層鮮やかになり、尾ビレが美しい魅力的なアナバスの仲間の1種です。

オスフロネムス科(Osphronemidae)・ベロンティア亜科 (Belontiinae)・ベロンティア属 (Belontia)に属します。

成魚は18㎝くらいです。

幼魚以外は、単独で行動することが多い種類で、自然下では、流れの緩やかなクリアウォータに生息し、昆虫類を捕獲したり、生物・微生物の遺体やその破片であるデトリタスなどを食しています。貪食な肉食性ですので、餌には、ミミズや赤虫などの生き餌を与えるようにしますが、大きな乾燥した人工飼料も食べます。エビやカニ、貝、脂肪のない牛肉などを切って代用できます。

スリランカのマハウェリ川、カラニ川、カリ川流域に生息しています。スリランカ固有の種類で、渓流のような場所から、流れの緩やかなクリアウォーターや止水域にもに生息しています。

水質に対しては神経質な魚ではないので、飼育自体は容易です。水温は25℃前後で飼育します。

臆病な性質でテリトリーに入るものには好戦的になります。活発で、成魚は気の荒い面を持ちます。混泳させるのであれば、同サイズ程度で、活発な種類になります。

繁殖も容易で、泡巣を作って産卵します。1度の産卵で300~500個の卵を産みます。繁殖を狙うなら、原則ペアだけでの飼育が望ましいと言えます。雌雄の区別は、オスは背ビレと尻ビレが長く尖り、色がやや鮮やかなことから判別できます。メスは、薄く落ち着いた色の体色で、ヒレもそれほど長くなりません。孵化には2日かかり、孵化した稚魚のサイズは大きめで、1週間目から餌を食べ始め、最初からブラインに餌付かせることができます。

親魚が、つがいで卵や仔魚を守ることもありますが一方で、親が仔魚を食べることも考えられますので、親から隔離します。産卵後はオスが攻撃的になるので、オスとメスも隔離する必要があります。

同じベロンティア属 (Belontia)の仲間には、茶色の体色のベロンティ・ハッセルティ(学名:Belontia hasselti)がいます。外観・習性ともにこのコームテール・パラダイスフィッシュに似ています。

いずれも流通量はそれほど多くありません。

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