ブラック・パラダイスフィッシュ

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ブラック・パラダイスフィッシュ
写真提供:オオツカ熱帯魚

ブラック・パラダイスフィッシュ(学名:Macropodus spechti )は、茶色の体に黒く縁のついたウロコを持ち、やや青みのかかった黒を基調としたシックな色彩の体色が魅力なアナバスの仲間です。

比較的大型になるアナバス科(Anabantoidei)のクテノポマ属(Ctenopoma)はグラミーに似た木の葉のような側偏した体型なのに対し、ミクロクテノポマ属は、オスフロネムス科(Osphronemidae)・ゴクラクギョ亜科 (Macropodinae)に属し、ベタのようにやや細身の体型をしています。

サイズ的には、成魚で15㎝程度の魚です。

ブラック・パラダイスフィッシュは、もともとは、クテノポマ属に属していましたが、近年の研究によりクテノポマ属の小型種 は、このミクロクテノポマ 属に移されました。同じミクロクテノポマ属の魚には、日本の一部地域で帰化しているタイワンキンギョ (学名:Macropodus opercularis)、チョウセンブナ(学名:Macropodus ocellatus)がいます。

ブラック・パラダイスフィッシュのオスは婚姻色を表すと濃厚な黒色に染まり、櫛状に伸長した細かな縞の入った背ビレ、幅の広い尾ビレのブルーの発色も一層際立つようになります。オス同士がヒレを広げて闘争する成魚のフィンスプレッディングの姿は絶品です。

ベトナムほか、中国南部、ラオス、台湾などに分布しています。水質、水温共に適応範囲は広く、飼育繁殖はそれほど難しくありません。20~26℃を適温とし、低温にも強い傾向にあります。

人工飼料から冷凍のミジンコや赤虫など何でもよく食べ、飼いやすい種類と言えます。

繁殖はグラミーの仲間と同様、バブルネストビルダーと呼ばれる、オスが卵や稚魚を守るタイプになります。オスが水面に泡巣をつくり、交尾の後メスが産卵すると、オスがたまごを口に含み泡巣に入れて守ります。気性はやや荒いところがありますので、混泳を考えるよりも、ペア飼いで繁殖を目指すのがベストと言えそうです。泡巣作りから産卵の様子を観察でき、楽しい飼育が出来ます。

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