プレコとは

プレコの種類

プレコ

プレコは、プレコは、ナマズ目・ロリカリア科(Loricariidae)のアンキストルス亜科(Ancistrus)と同目同亜科のヒポストムス亜科(Hypostomus)に属する種類と言われていました。200種をくだらないほど多くの種類があります。

南米に生息するナマズの仲間で、アマゾン川と、周辺諸国のその支流に広く生息しています。南方、ブラジル高原方面からアマゾンへと流れて来る水の流れの強い渓流のような環境に生息するものが多くありますが、流れのゆるい下流域や止水に生息する種類や、水深のある大きな川に生息する種類もあります。

プレコは水槽内のコケを取ることから、観賞魚というよりは、「水槽内の掃除屋」として重宝されて来ました。しかし最近では、水玉やゼブラ模様などの美しいプレコも増え、観賞用としての人気もどんどん高まってきました。また、キツイ棘に鎧のような体に、理屈抜きにかっこよさを覚える人も多いようです。

プレコには他の魚にはない特徴を持っていて、大きな特徴には次の3つがあります。

その1つには、独特の手触りがあります。触るとまるで鎧に覆われてでもいるかのように、ゴツゴツしています。夜行性で、夜になると堅いウロコに覆われた姿で、ゆっくりと餌探しする様子は、まるで水の中の戦車でも眺めているかのようです。

2つめには、ヤスリのような吸盤状の口があります。その口で、プレコは主に岩についたコケを食べます。種類によっては水中にある流木を齧る習性を持っています。さらに、吸盤上の口を利用して吸いつきます。吸い付き力はかなり強く、水槽などに吸い付いたプレコを引き剥がすのは中々大変だったりします。

3つめの特徴には、ナマズの仲間らしく、吸盤状の口の両サイドにはしっかり対になった髭があります。

1口にプレコと言っても10cm以下の小型の種類から、1mを越える大型の種類まであります。大きさ別にプレコを見ると、10~20㎝までの小型種、20~40㎝の中型種、40㎝~の大型種に分けられます。

大型種としては、
・セルフィン系(プテリゴプリクティス属Pterygoplichthys)体長50cm
・パナクエ系(パナクエ属Panaque )体長25~50㎝、ロイヤルプレコなど、
・トリム系(プセウドアカンティクス属Pseudacanthicus)体長50~100㎝
体長 1mを超える最大のプレコ、アカリエスピーニョも、このトリム系に含めるとするものもあります。
・サッカー系(リポサルクス属 Liposarcus)体長50㎝、ヒポプレコ
・アカンティクス系(アカンティクス属 Acanthicus)体長100㎝、アグアプレコ
があります。

パナクエ系とトリム系とアカンティクスのプレコは、エラ蓋に強い棘を持ちます。

中型種としては、
・マグナム系(スコビアンシストルス属Scobinancistrus)体長40㎝
・カイザー系(バリアンキトルス属Baryancistrus)体長25㎝
・クラウン系(レポランティクス属 Leporacanthicus)体長. 20cm、ニュースタークラウンプレコなど、
・パランキストルス属 Parancistrus中型20㎝、スターライトグローボ、ダルマプレコなど、

クアウン系とマグナス系とカイザー系は、エラ蓋に棘を持ちます。

小型種はいずれも10~15㎝くらいで、
・ペコルティア系(ペコルティア属 Peckoltia)10~15cm、タイガープレコ、スター・クラウンなど、
・インペリアル系(ヒパンキストルス属Hypancistrus)
・プッシー系(アンキストルス属Ancistrus)
などがあります。

ペコルティア系には、タイガー系の種類とスター系の種類がありますが、スター系は微弱ですが、エラ蓋に棘を持ちます。

プレコは、種類によりサイズの差もさることながら、性格や食性もその種類によって分かれます。

トリム系のように気性の荒い種類もいます。

パナクエ系はアクリル水槽をガリガリ齧る習性があり、パナクエ系アクリル水槽で飼育すると、くもりガラスのようになってしまいます。

これに対して、一般に小型種は大人しく、多くの種類との混泳の可能な場合もあります。

餌付けについては、パナクエ系など、人工飼料による投餌が難しい種類もあり、人工飼料に丹念に餌付けしていくことが大切になります。

種類によっては、コケが好きでへばりついて食べるため、流木を入れておくと、コケとともに流木も齧ることで、エサ不足もやや解消される場合もあります。草食性が強いので、無農薬のほうれん草を茹でたものを入れてやるといい場合もあります。

流木には、齧らせる意味もありますが、シェルターにもなります。プレコ同士の争いが避けられ、プレコを落ち着かせることになります。

概して大食漢で、草食性の強い傾向がありますが、基本的には雑食で、セルフィン系などは大きくなるにつれ、肉食傾向が強くなります。

しかし、プレコに共通して言えることは、どの種類も泳いでいる魚を捕食することはないということです。セルフィンプレコのように他魚の体表を舐め回す種類もありますが、死んで沈んでいる魚を少しずつ、削り取って食べることはしますが、生きている魚を食べることはしません。自然下においては、プレコは、コケや水底に沈んでいる死肉などを食べて生きています。

繁殖については、殖やすのが簡単な種類と難しい種類があるようです。

雌雄の判別についてはなかなか難しいところもありますが、プレコはオスの方がメスよりも一回り体が大きく、繁殖が近くなると、メスは卵を持つせいか、お腹がふっくらして来ます。エラに棘のある種類については、オスの成魚は、トゲが立派になります。

陶器の土管は、シェルターとして、プレコの数だけ用意してやるようにします。普段の生活でのシェルターとして以外にも、産卵床としても用いられることになります。

プッシープレコなど、繁殖の容易な種類については、オスが稚魚の面倒を看ている姿が見られることもあります。インペリアル系やペコルティア系などについても、繁殖させている人をたまに見かけることもあります。

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