ツリガネ病

ツリガネ病(エピスチリス病)

【原因】

ツリガネ虫(繊毛虫:エピスティリス)が魚体のウロコに着生し、そこが増殖の場となって鱗を食い荒らす病気です。水温12℃以上で発生します。エピスティリスは、魚体から栄養を吸収(寄生)することはなく、着生の場として魚の表面を使用していて、先端の繊毛で水中のバクテリア類を捕食して生活しているので、白い粘質の点は、ツリガネムシがたくさん集まって着生しているものです。

【症状】

初期には、体表鱗先に白点病よりやや大きめの米粒大の白点が見られます。少し毛羽立つ感じで水カビっぽい、のっぺりした白濁点になっています。病気が進行するに従い組織が侵され患部周囲充血、ウロコの脱落もあり米粒のような白斑が生じる。重症魚では、患部は赤味を帯びて、ウロコが脱落し筋肉が露出し、二次感染すれば穴あき病のような症状になります。また、ヒレにもよく着生します。ウロコ表面に着生するので、ウロコの間から出ている場合は、別の病気を疑う必要があります。

【対処】

着生された個所は充血を伴い、剥げたウロコから別の感染症を引き起こす場合があります。そのままにしておくとウロコも変形したままになりますので、炎症を起こしているウロコを専用のピンセットで除去することにより、治りが早くなり、綺麗にウロコが再生してきます。

エピスティリスは、重要な浄化バクテリアですが、ろ過不足(汚れが多くなる)になると数が増殖し、ろ材をはなれて魚体に悪さを働きます。

メチレンブルーの投薬で問題ありません。

水槽にエビがいる場合は、エビは薬に弱いので、水槽にそのまま投薬せず、病気に罹った魚だけを隔離する方法を採ります。

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