病気の原因

熱帯魚の病気の原因には、多くは細菌や寄生虫によって引き起こされます。

細菌や寄生虫にはさまざまなものがありますが、こうした寄生虫や細菌が水槽内殖えやすくなる原因に、水槽内の水の汚れの問題があります。

ろ過のよくない水槽の水は、すべての病気に共通した1番の原因になります。水質が悪化すると、熱帯魚の体は、細菌などに侵されやすくなります。

また、病原菌のほかにも、さまざまなストレスによって、熱帯魚は体調を崩すことがあります。健康的で体力のある状態であれば、菌に侵されずに済んだ熱帯魚も、ストレスの強い状態にあると、菌に侵されやすくなります。

病気に罹りやすくなり原因の多くは、水質の悪化と、ストレスにあります。
病気に罹りやすくなり原因は、具体的には、次のようなものがあります。

ろ過の状態が悪く、飼育水のアンモニアや亜硝酸濃度が高くなっている

水質が悪化した環境では、魚は、餌の食べ残しや熱帯魚の排泄物によって発生する猛毒なアンモニアや亜硝酸がたくさん発生しています。これらを分解してくれるろ過バクテリアが少ない水の中にいると、熱帯魚はもろにこの猛毒な物質の影響を受けてしまい、体調を崩し、病気になります。水換えは定期的に行い、その際、ろ過バクテリアを流さないよう、いっぺんに全部換えずに、3分の1ぐらいずつ換えるようにします。

また、病気を治すために使った薬剤は、病原菌を殺すのと同時に、ろ過バクテリアも殺してしまうようになります。ほとんどの熱帯魚用薬品は強い殺菌作用を持っています。 水換えとろ過の頻繁にすることが大切です。

水温の違い

熱帯魚飼育で、まず大事なことに水温があります。水換えの度に、大きく水温が異なるのは、大きなストレスになります。熱帯魚は温度変化には弱く、飼育環境と水温が異なるとストレスになります。特に季節の変わり目などには、水温が不安定になり、その結果病気を引き起こすこともあります。そもそも熱帯魚は、熱帯・亜熱帯に棲む魚です。飼育環境よりも水温が低いと、魚はじいっと固まってしまうことがあります。逆に、水温が高いと、水中に溶ける酸素が不足し、口をパクパクさせたりするようになります。

水槽を移す場合は、少しずつ水槽の水に慣れしてやり、その熱帯魚がどういう水温環境で育ったかを考えて、そこに近付けてやることが大事です。

カルキ抜きの十分でない水道水での飼育

水道水には消毒のための塩素が含まれています。塩素は人間にとっては非常に微量なためまったく問題がありませんが、熱帯魚は直接エラから体内に塩素を散り入れてしまうことになります。また、熱帯魚は人間よりも塩素に対する抵抗力が低くく、体調を崩す原因に繋がります。

バケツに汲み、1日置いておけば、カルキ抜きはできますが、水道水をすぐに使う場合は、水換えの度に、テトラ社の「コントラコロライン」などを使い、必ずカルキ抜きしてやるようにします。

カルキ抜きの十分でない水道水での飼育

水道水には消毒のための塩素が含まれています。塩素は人間にとっては非常に微量なためまったく問題がありませんが、熱帯魚は直接エラから体内に塩素を散り入れてしまうことになります。また、熱帯魚は人間よりも塩素に対する抵抗力が低くく、体調を崩す原因に繋がります。

バケツに汲み、1日置いておけば、カルキ抜きはできますが、水道水をすぐに使う場合は、水換えの度に、テトラ社の「コントラコロライン」などを使い、必ずカルキ抜きしてやるようにします。

pHショックなど、水質の違い

水槽内で発生する病気は、水換え時の急激な水質変化によるストレスが原因である場合があります。

最適な環境を保つとは水質の悪化を防ぐことですが、水質の悪化を防ぐために行った水換えも、方法を間違えると、逆に熱帯魚の体調を悪くしてしまうこともあります。水温もそうですが、水質も生体によって適性値があります。落ち葉や腐敗物の多い水質環境で育った魚と、石灰岩などの鉱物の多い環境で育った魚とでは、pHや硬度が異なります。pHが極端に違っていると、実際水槽へ移した時にペーハー ショックという怖い状態を引き起こしてしまい、熱帯魚が 全滅してしまう恐れもあります。

また淡水、汽水、海水とでは浸透圧が異なります。このようにpH、硬度、浸透圧の急変は、病気の原因になります。

外傷

何にしろ、魚の体が傷付くことはよくありませんが、傷口から、二次感染を起こすことが多くあります。網で魚をすくう際などにも、傷付けないよう、注意して行うようにします。

病気の熱帯魚からの感染

熱帯魚が病気になる原因の1つとして、病気の熱帯魚を水槽の中に持ち込むことがあります。新しく入れた熱帯魚から感染し、そのために今まで元気だった熱帯魚が全滅することすらあります。

特に新しい魚を水槽に入れる場合は、自分の目でしっかり確認し、元気な熱帯魚を選ぶようにします。また、病気の魚は早めに別の水槽に移し、様子を看るようにします。

水槽に新たに入れた水草からの感染

新しく入れた水草に、病原菌がくっ付いて来ることがあります。水草を買ってきたら、必ず水洗いしてから水槽に入れるようにします。

病気の生き餌からの感染

生き餌が病気や寄生虫を持ち込むこともあります。発病すると治療が厄介な病気も多くあります。特に大型熱帯魚に小さな魚を与える場合は、注意が必要です。生き餌水槽で1週間ぐらい様子を見て、おかしな死に方をしているものは取り除いて、餌として与えないなど、していく必要があります。

餌の与え過ぎ

餌の与え過ぎは、魚をメタボにします。熱帯魚は餌を与え過ぎないほうが、長生きすると言われています。人間における太り過ぎによる成人病と同じことは、熱帯魚にも言えるのかもしれません。

エサの与え過ぎはまた、水質が悪化することでも、熱帯魚が病気に罹りやすくします。水質を悪化させないためには、餌は残らないように与え、残った餌は早いうちにすくい取るようにします。

栄養の偏リ

栄養の偏りも病気に罹りやすくします。生き餌などを与える場合も、まったく同じものしか与えらないと栄養の偏りが見られるようになる場合もあります。病気の感染に対する抵抗力をつけるためにも、栄養は偏らせないことが理想です。各種ビタミンの添加された人工飼料なども与えることにより、栄養の補正ができる場合もあります。

薬品を触った手での餌やり

人間にとってはわずかな量の薬品でも、体の小さい熱帯魚にとっては、大きな影響を与えてしまう場合もあります。薬品などを触った手で水槽内の掃除やエサやりなどもしないようにしましょう。

水槽の置いてある部屋での殺虫剤の使用

夏場などに蚊やハエなどがいるとつい殺虫剤を撒いてしまいますが、殺虫剤は直接水槽にかからなくても、エアーポンプが殺虫剤を吸い込み、水中へ送り込んでしまいます。人間にとっては害のない殺虫剤でも、薬剤が原因で病気になる場合もあります。

特にヤマトヌマエビは、水槽内での魚用の薬にも弱いほか、室内でのバルサンなどの使用などにも注意が必要です。

混泳の失敗によるストレス

年中強い魚に追われていたり、餌を横取りされてしまうような環境下では、ストレスが大きく、長生きできません。魚同士の力関係は強いストレスになります。年中追い掛けられて怯えていたり、イライラしていれば、病気になるのは、人間も同じです。

コミニュティタンク内に強者や、相性の悪い混泳相手がいるのは、たとえ殺されなくても、メンタル的には非常によくない状況になります。

また、ゆったりとしか泳がない魚にとって、狩猟的な素早い動きを見せる魚や、上下左右前後、落ち着きなき常に動き回っているような魚と一緒でも、ストレスになる場合があります。

隠れ場所がないことによるストレス

逃げ場のない狭い水槽で虐められるのは相当辛いと言えます。そのためには、水草や岩場などの隠れ家のある環境を作ってやるようにします。特に混泳魚のいるコミュニテrィタンクの場合は、生息していた自然環境に近付けてやるためにも水草や岩場などの隠れ家を作ってあげるようにします。

騒音や振動によるストレス

特に過剰な振動については、熱帯魚が驚いて、水槽内で暴れて、水槽のガラスや流木などに体をぶつけて傷ついてしまうことがあります。熱帯魚を怯えさせ、ストレスになり、病気にも罹りやすくなります。概してストレスの強い環境下での飼育されている魚は、何らかの病気に罹り、長生きしません。長生きさせたいと思ったら、警戒心を解き、落ち着ける環境を作ってあげることが大切です。

熱帯魚は振動や騒音に非常に敏感ですので、部屋の出入り口などの人の足音が響く場所や、トアの開け閉めのあるところは、できるだけ避けるようにします。また、開け閉めの激しい棚や引き出しの付いたタンスなどの家具の上に、水槽を置くことも避けるようにしましょう。

常に強い光の反射の中にいることのストレス

熱帯地方の魚は、昼の日差しに慣れた魚ですので、水温が上昇しない限り、昼間は明るい方綺麗な色は出ると言えます。しかし、水槽の両面があまりに反射し合うと、魚は落ち着かず、ストレスになる場合もあります。

背面を暗い布で覆ってやったり、バックスクリーンを貼ってやるなど工夫します。自然環境と同じように、昼夜のメリハリを与えてやることも方法になります。

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