エラ病 

エラ病(カラムナリス症)

【原因】

吸虫類フレキシバクター・カラムナリス(滑走細菌類:グラム陰性菌)のが寄生し、粘液細胞やカビなどが発生します。春先や入梅時期などに多く見られ、事前に予防します。

【症状】

餌を食べても吐き出します。注水部、エアレーションの周りに集まり、呼吸が速く、口で呼吸しているような感じになる。エラの1部が白くなったり、小さな黄白色の付着物が見られるようになります。

エラ病でエラの一部に出血を示し、呼吸困難や排泄困難に陥ります。初期は、症状はほとんどありませんが、進行すると、鰓の一部が白くなったり、小さな黄白色の付着物が見られるために酸欠の症状を示します。この時期に発見・治療が出来ると被害は少なくて済みます。

エラ蓋が閉じたままとなったり、逆に開きっ放しになったりして、エラは白く変色し崩壊し、やがて癒着してしまいます。このため、食欲と活動性の低下は一層悪化し、活動性も非常に悪くなります。

末期状態になると、酸欠と体力の低下の為に、体色はどんどん黒ずんで行き、眼球がくぼんで肉瘤はすぼみます。呼吸回数は減少して、完全に群れから離れて静止するようになります。

病気が全身に広がると、最後は呼吸困難等になり、死んでしまいます。

原因は水質悪化による発生が多く、また過密飼育でも罹りやすくなります。死魚はすぐに取り出し、水質には常に気を配るようにします。エラ腐れの病魚は、呼吸困難になっているので、エアレーションを十分に行うようにします。

【対処法】

エサを食べない・吐き出すといった症状があれば、エラ蓋を開き、エラが1部でも白ければ、血液がいきわたらず、呼吸困難で酸欠状態にあることなりますので、すぐにすぐにエアレーションを大量にし、呼吸を楽にして、薬浴します。

できるだけていねいに扱い、余分な運動をさせないように注意します。早期発見、早期治療が鉄則です。グリーンFゴールドリキッド(三栄製薬)もしくは、観パラD(田辺製薬)による薬浴を行います。

エルバージュ(上野製薬)やグリーンFゴールド顆粒(三栄製薬)、サンエース(津路薬品工業)、なども抗菌剤で、魚体への吸収率が高くて、効果があります。ただし、フラン剤で、光にあたると分解して効力を失ってしまいますので、消灯や暗幕が必要になるという使い辛さがあります。サンエースは、フラン剤にプラスして、サルファ剤と白点病・水カビ病用の色素剤の3種の薬が配合されています。

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